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祖国あやうし(ブランキ)

2012年06月26日 | 政治・経済・労働組合
<消費増税法案>衆院通過 民主造反者は約70人
毎日新聞 6月26日(火)15時29分配信
 消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連8法案は26日午後の衆院本会議で、民主、自民、公明3党などの賛成多数により可決され、衆院を通過した。消費税率を14年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる消費増税法案の採決結果は賛成363票、反対96票だった。民主党から小沢一郎元代表や鳩山由紀夫元首相ら55人以上が反対に回り、欠席・棄権を含む造反者は約70人となった。

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 消費税増税に賛成したのが363人もいるのか。「死、死にたいなら自分で死になさいよね!」とツンテロが炸裂してしまいそうだ。

 消費税増税反対を掲げながら、選挙民を裏切った民主党は、真っ先に潰れてよろしい。嘘つきは政治家の始まり。公約を裏切り、民主主義のルールも守れない無法集団の議会も政党も必要ない。

 反対票を投じた議員には、辻元清美の名を見なかった。清美も死ぬの? 世界の公海上をさまよう非戦独立平和共和国ピースボート一味なんかおもしろいのに。海も憲法9条も未来もすべて人民のものなのになあ。

 まあ、彼女にそんな過度の期待をしているわけではない。機能不全に陥った代議制民主制による国家=政党システムも、マッドマネーが暴走する資本主義も、コントロール不能に陥った原子力発電所さながらに、すべからくメルトダウンを起こして、人民を危険にさらし、滅亡に追いやるものでしかない。国会を首相官邸を、何万何十万というデモで取り囲み打倒していかなければ。革命は暴力的なものであるか、さもなくば存在しない。

 いま、目撃しているのは、パリ・コミューンの正反対の光景だ。働き過ぎで、考えず、たたかわず、血を流さないわが列島民は、――旧社会の炎上に熱中死寸前で、食人鬼が門前にいることさえほとんど忘れて――その歴史的没落の絶望にしょぼくれていた!

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