レベル７

福島原発事故がレベル７と宣言。今さら何をいっているんだというのが、福島県民の気持ちだろう。

当然、原発事故は、長期化する可能性は、大なり小なりみんなわかっていただろう。しかしもう1ヵ月たつのに、応急処置さえ、軌道に乗ったようには見えない。初動の遅れが尾を引いている。

被害のレベルそのものは、チェルノブイリの10分の1なのだろう。しかし農産物や海産物はもちろん、工業製品にもすでに影響が出ている。とある食器メーカーさんも、海外でのイベントを自粛・延期した。ヘルシーな日本食とタイアップだったのだ。

一度傷ついたブランドの回復は、ヨウ素131のように半減期8日では済まない。何年も何十年もかかる。

やはり東北・関東の赤ちゃんや子どものいる家庭は心配でたまらないだろうと思う。Ro浄水器は放射性ヨウ素を除去できる可能性があるという。レンタルでも若い夫婦には痛い出費。まだ効果が実証されたわけでないとはいえ、役所や保健所、スーパー・SCなどにRO浄水機も設置したらいいと思う。
http://www.j-cast.com/2011/03/24091228.html?p=all

原発への生コン圧そう車の動員も、テレビを見ていた社員の何気ない一言がきっかけだったという。えらい人たちに任せておけばいいという時代は終わった。企業やNPOの英知を結集して、新しいコミュニティ・コモンズを構築していくことが、東北ルネサンスの未来を拓くと思う。