いつになるかはわからないが、労働組合に関して、ささやかなパンフレットを出すつもりでいる。
底本になるのは、5月初めに退院してから書き上げた、労働組合の新人研修テキストである。昨年末から企画していたのだが、遅々として進まず、これは入院が幸いした。入院中、構成を決め、退院後、リハビリを兼ねて60ページあまりのテキストに仕立て、6月初めに、勉強会を行った。
「遺言」というほどではないが、若い世代への「伝言」ではある。私も、この仕事は久しぶりに張り合いがあった。まず私自身が、いくつかの新しい知見を得ることができた。
テキストでは、『賃労働と資本』も取り上げたけれど、マルクスのいわゆる経済学批判に関して原理原則について触れるのが限界で、リーマン・ショック以降の情勢に合わせた補強が必要なところだと感じている。「過労死」が問題となるいま、『資本論』の「労働日」も触れないわけにはいくまい。
という、内容的なこともさることながら、プリントして、さらに両面コピーをかけ、人数分を製本するのは、なかなか手間だった。印刷ならPDFのデータを渡すだけで本になってくる。オンデマンドなら1部からできる。しかし誤字脱字のチェックも終わらない6月半ばに、再入院になってしまった。
気がつけば、Windows7のサポート終了まで5ヵ月切ってしまった。Windows10はあまり使いたくないから、Macだけで完結できるよう仕事環境を移行していかなければいけない。他にも片付けねばならない問題が多々ある。休み明けは忙しくなりそうだ。
底本になるのは、5月初めに退院してから書き上げた、労働組合の新人研修テキストである。昨年末から企画していたのだが、遅々として進まず、これは入院が幸いした。入院中、構成を決め、退院後、リハビリを兼ねて60ページあまりのテキストに仕立て、6月初めに、勉強会を行った。
「遺言」というほどではないが、若い世代への「伝言」ではある。私も、この仕事は久しぶりに張り合いがあった。まず私自身が、いくつかの新しい知見を得ることができた。
テキストでは、『賃労働と資本』も取り上げたけれど、マルクスのいわゆる経済学批判に関して原理原則について触れるのが限界で、リーマン・ショック以降の情勢に合わせた補強が必要なところだと感じている。「過労死」が問題となるいま、『資本論』の「労働日」も触れないわけにはいくまい。
という、内容的なこともさることながら、プリントして、さらに両面コピーをかけ、人数分を製本するのは、なかなか手間だった。印刷ならPDFのデータを渡すだけで本になってくる。オンデマンドなら1部からできる。しかし誤字脱字のチェックも終わらない6月半ばに、再入院になってしまった。
気がつけば、Windows7のサポート終了まで5ヵ月切ってしまった。Windows10はあまり使いたくないから、Macだけで完結できるよう仕事環境を移行していかなければいけない。他にも片付けねばならない問題が多々ある。休み明けは忙しくなりそうだ。