それは昨晩の出来事。夜９時ごろ、仕事も終わり、事務所で先輩とだべっていたところに、よく一緒に飲みにいく先輩から電話「これから一杯やらない？」「あ、いいですねえ。」
で、合流してみると「うまいもの食いにいくぞ！東京まで！」「え？今２２時っすよ！」「美味いものには時間と金は惜しまない、どーせ明日休みだろ！」
つーことで、外出から戻った後輩もつれて先輩のクルマで真夜中の中央道をかっとばし、築地のすし屋へ。
この先輩、休日前ともなれば真夜中だろうがおいしいものを食べるためには時間と金を惜しまないというなかなかパワフルな人。今年諏訪から転勤して来たんですが、諏訪にいたときもやっていたとか。
年も近く、日ごろ事務所で窮屈に仕事をしている私を時々飲みに誘ってくれたりしているんですが、話に聞いていた「おいしいものを食いに夜中の東京まで車を飛ばす」というのをほんとうにやるとは思っていなかったので少々面食らいました。
後輩は終始驚きっぱなしでしたが、よく考えると私が吹奏楽団に通うのに日曜日の昼間に中央道をかっ飛ばして千葉まで行くのとさしてやっていることは変わらないのです。それに、山梨で飲んだところで帰りは代行。ってことは飲み代４０００円くらいかかったって代行に２～３０００円かかるのであれば、あんまり変わらないのですね。
「お客は価値があると思ったらいくらでも金を使う」なんてことは我々の仕事ではよく言われることですが、それを地で行くのがその先輩であり、私も実はそうだったりします。
他人からみれば「わざわざそんな時間に」とか、「お金がもったいない」とか思われるんでしょうが、そういう人たちだって、携帯に金を使っていたり、何かほかのものにお金を使うことはあるわけで。
これを読んでいる皆さんもそんなことってあるのでは？