くっしーの徒然日記

東篭ノ塔山 SOTA運用 JA/NN-051

9月7日の土曜日、湯ノ丸高原にある東篭ノ塔山JA/NN-051へSOTA運用に出かけた。


SOTA Watch2の事前アラート情報では、DGT局、BOK局、AWE局等が9時頃に1.2GでS2S Trialをやる様な情報が上がっていたので、私も参加したいなと思ってのアクティベーションだった。

と言う言事で、いつもより早めに行って、先にHFを済ませてしまおうと、自宅を4時半過ぎに出た。

所が、登山口の池ノ平湿原駐車場の手前の林道がなんと夏でも7時~17時の間しか門が開かないらしい!



ゲートには、5:45頃着いたが、7時まで開かないとは、、、ショック!

一旦湯ノ丸高原ホテルの所に戻り、トイレに行った後、再びゲート前で待つがまだしばらく空きそうにない。

もう一度ホテル前に戻ろうと移動中に、軽トラとすれ違う。

これはもしやと思い、再びUターンしてゲートの所に行くと、ビンゴ!



軽トラのオジサンがゲートを開けている。

時刻は6時17分頃。

予定よりだいぶ早く開いて良かった。

軽トラの後ろについて、池ノ平湿原駐車場に到着。



駐車料金兼自然保護協力金としてさっきのオジサンに500円を払う。

と言う事で少し遅れたが、登山靴をはいて、6時41分に道路の反対側の登山口から登り始める。



2分ほど歩くと、駐車場200m東篭ノ塔山800mの看板が出る。



どうやら登山道は全工程1kmと言う事らしい。

少し下ったりしながら、平坦な道を5分程歩くと、やっと登りに。



更に5分程歩くと、木の根元に苔が生え、根が一杯出ている道になる。



なんだか、ジブリのもののけ姫にでも出てきそうな風景だ。

そんな、風景を見ながら更に15分程歩くと、岩場の登りが出て来た。



この岩場を少し上がると、後方が開けて、かなり景色が良くなった。



南東方向には富士山、南西方向には雪を残したアルプスの山々も見える。

景色の写真等撮りながら少し休憩し、更に登ると岩場が少し急になった。



ここ迄、登り始めて約35分、そろそろ頂上の臭いがしてきた。

もうちょっとだと、思い、頑張って、少し急な岩場を登る。

案の定、岩場を登りきると、見えました!頂上の標識が!



あと一息と残りの緩い岩場を登って、山頂到着!



山の北側は、一面の雲海だった。

南側は、良く晴れており、富士山から、八ヶ岳、北アルプスまで広く見通せる。


 ↑
写真、中央から少し左方向の山の後ろから、富士山が頭を覗かせている。

ここまで、休み休み上がって来たが、それでも43分程で登りついた。

時刻は7時半前。9時の1.2GのS2Sトライまで、1時間半強。HFの運用を追わらせるには時間が足りない感じ。

そんな訳で、いつもは釣り竿に7MHz用のワイヤーだけを付けて、運用を始めるのだが、今日は、途中にSG9500Nを釣り竿に一緒に縛り付けてアンテナを上げる事にした。

準備をしている間、DJ-G7にSRH951を付けて、1295MHzメインを聞いていると、早速、JA/SO-004で運用中のFGL局が入感したので、コール。早々にS2Sをゲット出来たが、距離は105km程。

その後、試しにAWE局を読んでみるが応答なし。アンテナの準備を再開。

途中で、今度はDGT局のJA/ME-001大台ヶ原山の1.2Gのスポットを発見。慌てて建てたばかりのSG9500をDJ-G7につなぎ聞いてみるが、入感無し。



う~ん、直線距離は327kmで理論見通し距離364km以内なのだが、中央アルプスが越えられないか、、、、



とばたばたしながら、HF&V/Uの両アンテナ準備完了。

時間は8時40分過ぎ。先ずは、1.2GでCQ。

早速AWE局に呼ばれ、S2S槍ヶ岳JA/NN-002をゲット。でも県内同士で距離は72km。

その後、地元の局1局とQSOするが、特に他には呼ばれない。

しかたが無いので、7MHzのSPOTで、1295も聞いてますよと上げて、7MHzでQRV開始。


 ↑
本日のシャック、FT-817でHF運用の脇でDJ-G7で1.2Gメインワッチ中。

2局QSOした所で、DJ-G7に入感。慌てて、チェイサー各局にQRXを打って、1.2Gへ。

乗鞍岳JA/GF-001のBOK局だ。たぶんPhoneではお初?距離は88km程。

再び1.2Gを聞きつつ、7MHzに戻るが、余りコンディションは良くない。

鬼の岩屋JA/KT-114に移動のRQO局とは7MHzでQSO。

直線距離316km、理論見通し距離は306kmで届かないし、何といっても1.2Gじゃ北アルプスを越えられないよなぁ、、



7MHzのコンディションがもう一つで、空振りCQが続いている脇で、1.2Gで北横岳JA/NN-031のVUZ局とS2S。北横岳あたりだと、遠方の各局とつながったのかなぁ??

その後、14MHzに上がり、ZL局、VK局とQSO。

この時、2VVH局の1.2GのSPOTを発見。聞きに行くが、入感無し。

こちらは、185km見通し理論値では十分届く距離だが、どうも富士山にぶち当たって越えられない感じだろうか、、、、



この後、1.2Gで再びSPOTしてCQを出すが空振り。

諦めて21MHzへ移る。21MHzではS2Sを含む2局程QSO。

そう言えば、いつも一番に呼んでくれるIOT局とQSOしてないなぁ、、、

と思い、もう一度7MHzに降りてSPOT&CQを出すと、IOT局に呼ばれる。
RST219の厳しいレポートで、73が帰ってこない。
しばらくCQを続けていると再度コールが有り今度は319でなんとか73も帰って来た。

HFを終えた頃、1.2GでCQが聞こえ、北奥千丈岳JA/YN-012のLHW局とS2S。

その後、オーストラリアから来日中のFJK局のJA/NN-053恵那山のSPOTを見つけて聞きに行く。何か信号は出ている様な??、、RS21でこりゃ無理!

諦めて、50、144、430と上がるが、呼ばれたのは144の2局のみ。

最後に1.2GでSPOT&CQを出すも空振り、12時過ぎに本日の運用終了。

本日の交信結果
7MHz/CW 5局(S2S 1局)
14MHz/CW 3局(ZL 1局、VK 1局)
21MHz/CW 2局(S2S 1局)
50MHz/SSB 0局、/CW 0局
144MHz/CW 2局
430MHz/CW 0局
1.2GHz/FM 7局(S2S 5局)

当初目的の1.2GでのS2Sは一杯できたけど、距離的に遠くの局は、条件が揃わなくて交信出来なかったのがちょっと残念。

終わる頃にも天気は相変わらず晴れなのだが、山頂のすぐ北側は、山頂よりも高い雲が迫ってきている。



丁度この山を境に北と南で天気が変わるんだなぁ、、、面白い光景だ。

この雲が山頂まで来るかどうか判らないけど、12時半頃には下山開始。

帰りは36分位で帰り着いた。



やはり、ナイフエッジ効果は、波長に対して、エッジが鋭くないと回折しにくい。
だから周波数が高いと、山頂のとんがりが、波長に対してエッジとして機能しにくいから、回折での伝搬レベルが弱く、山越えの伝搬では届きづらいんだろうなぁ、、、、

と言う事は、場所選びの段階で間に高い山が来ない様に選定しないと1.2Gでの遠距離通信は難しそうだ。長野は高い山に囲まれてるから、3000m近い山に登らないと難しいかなぁ、、、

と言う事で、お相手頂いた各局様、どうも有難うございました。

2019.9.7 (9/9 UP)
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