くっしーの徒然日記

2017年4月期 1アマ受験 自己採点結果

先日、2017年4月8日の1アマ受験に行ってきたが、本日さっそく試験の解答が、日本無線協会のサイトに掲載されていたので、早速ダウンロードして自己採点してみた。


結果は、工学、法規共にA問題をそれぞれ1個間違えて、150点満点中で145点でした。合格ラインは105点なので、まあこれを割り込むこむ事は無いとは思っていましたが、これでマークシートミスさえなければ、無事合格通知が来るでしょう。まず一安心と言った所か。

ちなみに、間違ったのは、以下の所。

法規:A-13


電信用の略語って問題集と、自分がやった過去問4年12回分に出てきた奴は覚えたけど、それ以外はほとんど覚えていなかった。それでも、電信で通話の最後にコールサインとKを付けて相手に替わるってのは知っていたのだが、じゃあ、その「K」って、どういう意味ってのを知らなかった。

電話の場合を考えると、「・・・・こちらはJA5〇X△です。どうぞ。」って部分になるから、「どうぞ送信して下さい」かな?でも中には「・・・・こちらはJA5〇X△です。オーバー。」って人も居るよな?じゃあ送信終わり?でもARも送信終了だったよな、、、?



4番の「PSE」は当然Pleaseの略で「どうぞ」だと思うが、例えばパイルを呼んで、パイル局から「JA5〇X△ PSE」って帰ってきたら、「JA5〇X△どうぞ送信して下さい」だよな?と迷って、結局「PSE」にしたけど、後で運用規則の表をみると「K」の所にしっかり「送信して下さい」って書かれていたので、試験終了直後の参考書確認で間違っている事が判っていた所。

まあ、電信で運用した事ないから、略号の表ほとんど見てなかったからな、、、、

工学:A-21


これは、実は過去問の中に2回出てきていて、思い込みで、回答を見るまで間違ってると思ってなかった。と言うか渦電流を全く理解していなかった。

なんで過去問に出ていたのに、理解していなかったかと言うと、過去問も問題集も、デフォルトで解ける物は、「ああ、判る判る」って、自分の知識の中に有るから大丈夫と安心して、単語帳にもまとめのエクセルにも書かなかったのだ。

でもって、運悪く2回でてきた過去問は、どちらも、平衡・不平衡の部分とバランの所が判れば、自動的に選択肢が決まってしまう問題だった。



ちなみに渦電流って、家庭の積算電力計でアルミの円盤をぐるぐる回す奴なのね。そういえば、誘導型メータの項でも渦電流って出てきてたよな、、、、判らない言葉は、問題が解けても調べないとダメですね。全くの勉強不足。

ちなみに、以下の問題は間違ったと思っていたのだが、偶然当たっていた。

工学:B-4-オ


ここで「見通し距離」が電波の屈折も含んで言うのか?単に幾何学的に見通せる部分を言うのか?で悩んだ。1アマの問題は、意外に引っ掛け問題も多いから、、、、

電波の屈折を含まないとしたら、幾何学的に見通せる距離は、電波だろうが、光だろうが、変わらないから間違ってるの「2」だよな。もし仮に、屈折を含めて考えたとした場合は、電波と光とどちらが良く曲がるの?って考えた。

光は電波より周波数が高いと言うか、波長が短い。波長が短い方が曲がるの?長い方が曲がるの?地表波ってHFとVHFどちらが良く飛んだっけ?

この時ちょっと勘違いをしていて、VHFの方がHFより地表波は飛んだよな?と思って、波長の短い方が曲がるから光の方が曲がるだろうと思い、最初の屈折を含まない場合と答えが同じなので、間違ってるの「2」にマークしていた。

でもって終了15分前位に考えていて、そういえば夕日や朝日は赤いよな。と言う事は、波長の長い方が良く曲がって沈む直前でも良く見えるのかな?と考えて、波長の長い方が良く曲がるとしたら、電波の方が光より曲がるって事に成るから電波の方が飛ぶ?と考えて正しいの「1」に慌てて書き換えた。



でも、帰って調べると夕日が赤いのは、波長の短い波は、大気中では減衰が大きく、波長の長い赤が地表付近の厚い大気の層を超える時に余り減衰しないので赤く見えると言うのが正しく屈折率の話ではないらしい。

この辺は天文屋さんとして知っていてもおかしくないウンチク。天文屋さんとしても知識不足!

ちなみに、波長は長いほうが余り曲がらず、短い方が一杯曲がるのが正解らしい。



そんな訳で「しまった~わざわざ間違った方に直してしまった」と思っていた。

でも、今日の回答は、正しいの「1」が正解。どうやら、この問題は「電波の見通し距離は、光学的な見通し距離よりいくぶん長い」と書かれているが、この「光学的」はどうやら、光を指して、光と電波とどっちが良く曲がって飛ぶか?と言う質問ではなく、たぶん「光学的」=「幾何学的」な見通し距離に比べて電波は屈折を含めた見通し距離が長いと言う意味らしい、、、、

と言う訳で、たまたまこれは正解だった。わずか1点しか違わないけど、、、、でもこの問題は判り難いよなぁ、、、、もう少し素直な問題にし欲しいもんだ。

ちなみに、ネットを見ると、今回の新問は5問位との噂。前回も新問5問と新問が多く、合格率が37%とここ5年で最低だったが、今回も似たような合格率だろうか?



確かに過去問でも問題集でも見たこと無い問題がいくつもあったが、それほど苦労しないで解けたのでもう少し合格率は高いだろうか、、、

とはいっても、いずれも、勉強不足の所が見事に間違ってしまった訳だ。

でもまあ、マークミスさえなければ、とりあえずは合格点だろうからいいか、、、、

2017.04.11

コメント一覧

くっしー
kameさん、ありがとうございます。

まあ、マークミスが無ければの話ですが、、、でも、これで何となく一安心しました。
後は、合格通知を待つのみです。確か、合否発表は月末前と、試験官が言っていたような、、、
くっしー
まーちのひとさん、ありがとうございます。

そうですか、やっぱり考えすぎでしょうかね。もっと直感的に?
今回、勉強してみて、自分の知ってる範囲がかなりピンポイントで、無線工学ってこんなに広範囲なのねと思い知りました。
まーちのひとさんなら、今ためしに過去の問題を、直感とかヤマ勘とか含めて解くと合格ライン前後の点数が取れるんじゃないですか。まあ、そのまま受験するのは怖いので、頑張って勉強して下さいね。
kame
何やら難しそうな問題で、私にはサッパリですが、とりあえずマークミス等なければ合格のご様子。
流石です。(^^

ちょっと早いですが、おめでとうございます。\(^o^)/
まーちのひと
おめでとうございます^^/
くっしーさんが間違えた工学の2問。直感で正当しました。やっぱり考えすぎはダメですね~(笑)
無線の基礎を確認する上でも1アマは勉強する価値がありそうなので、僕も頑張ってみようと思います。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「アマチュア無線」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事