波佐見のしだれ桜を見に行くつもりだったけど
「桜陶祭(おうとうさい)」をちょっと覗こうと会場駐車場に車を停め、シャトルバスに乗り込んだ。
中尾山の窯元へ行くのは、初めて。
谷間の集落に20弱の窯元があり、作品が展示・販売されている。値段も安い・・・
以前の桜陶祭などで買い求めていた器の窯元を見つけた。
気になる器が数点合ったが、今回は見送り。
もうすぐ有田陶器市もあるし、同じ頃、波佐見陶器まつりもあるのでそのときのお楽しみに。。。
シャトルバスで駐車場まで戻り、近くの「観光交流センター」に入ってみた。
1階には、御土産用や汎用品などが並べてあったが、2階ギャラリーでは波佐見焼きの歴史が紹介されていた。
見学者は私一人。ゆっくりを展示資料を見て廻っていると、部屋の隅っこに絵付け職人が作業している姿があった。
なんともリアルな「絵付け職人ロボット」であり、職人気質の風貌で一心に絵を描いている。
時々唇が動き、独り言をぶつぶつ言っている様子である。
本当は、絵付けの解説を行なっているんだろうけど、私ひとりしかいない展示室のなかでは、不気味だった。
と! 突然携帯電話

が鳴り出し、心臓が止まるくらいびっくりした。
おかあからだ! 「どこほっつきあるいてるのよ!」
(※softbankの犬のおとうさんが叱られているシーンと同じ情景。。)
センターを出てみると午後5時近くになっており、「しだれ桜」はあきらめ、陶里の桜もきれいだったので良しとして、帰路についた。
来年は、目当ての窯元の「陶箱弁当」を予約していくことにしよう。