一昨日の件で、来月のプロ興行の主催者の方にも迷惑をかけてしまい
申し訳ない気持ちで一杯です。
あれから二日経ち、今は
「むかつくからその選手と試合をしない」
という感情的な事で試合をするかどうか迷っているわけではありません。
確かに、一昨日の晩、相手側の方が、その選手がプロの興行に上がっていても
「プロのレベルの選手ではないのでアマチュア選手」と言い張っていた時には
“どういう意味やねん”と少し感情的になったが…
多分その方は、電話でそういう事を言われた時に、
こちらの道場の人間が日曜日の大会の主催者側として
その場で打ち合わせをしていたとは知らなかったのだろうと思う。
まさかその場に来月のプロ興行で対戦する選手の道場の者がいて
話の一部始終を聞いているとは知らず、そういう事を言われたのだろう。
それは「プロのレベルと違う」と言われる興行で次に対戦する優翔を
「アマチュアレベル」と言っているのと同じ事だ。
確かに優翔は大したレベルではないが、優翔に限らずその興行に出たい京賀塾の選手は
一生懸命に頑張っているわけです。
そんな話がまさか直に伝わるとは思わず口走った事だと思うし、
そこまで考えて言われたわけじゃないというのはわかるが、
それを聞いてしまった以上、そして道場生にもそういう話が伝わった以上
私の方も「はい、わかりました。よろしくお願いします」と
来月の試合をOKし辛い。
ただ、こういう感情的な事を引きずっているわけではない。
正直に言って、リーマンショック以降、格闘技人気の衰退や今年三月の震災、
長引く不況の為、道場を維持するのが大変な状況。
最近は、プロの試合に限らずアマチュアの試合にも選手を送り出すのが大変です。
そんな中、こういう事がきっかけで練習生の減少、試合に出る選手を手伝ってくれる
スタッフの確保・チケットの販売が出来なくなる事がある。
試合に出たくても出れない状況に陥ってしまう可能性がある、
それが来月の試合をOKできない一番の理由です。
皆それぞれ仕事を持ちながら、年々減っていく所得の中、何とかやりくりして
会費を払い、試合のチケットを買ってくれる。
だから、こちらとしても選手を育てるだけでなく、色々とサポートをしてくれる人達を
裏切れないし、また主催者側にも万全な体調で選手を送り出し迷惑をかけないように
しなければならない。
今回のような事を何もフォローせずにそのまま放っておいては、
いずれ道場の維持が出来なくなる。
特に小さな道場ではあっという間に道場の閉鎖と言う事に追い込まれてしまう。
来月の興行についても感情的になって対戦を拒否しているのではありません。
今回こういう事があり、日曜日の試合を手伝ってくれた道場生達に
迷惑をかけてしまいましたが、来月の試合もみんなに協力してもらえるかどうかを
一度話しあってから結論を出したいと思います。
これを最後に今回の件について書くのは終わりにします。
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