昔はドラマにしてもアニメにしても「根性もの」が多かった。
「おれは男だ」や「飛び出せ!青春」なんて如何にも汗臭そうなドラマが流行った。
アニメでも「あしたのジョー」や「タイガーマスク」など男の生き様みたいな
アニメが流行った。
プロレスやキックボクシングも毎週ゴールデンタイムに放映されていた。
血が噴出しているのを夕飯を食べながら夢中になって見ていた時代。
今では考えられんですね~。
今みたいなお洒落なドラマやアニメなど無かった時代。
こんな時代だから何となく強さや泥臭さに憧れる子供が多かった。
男は硬派であるべき、今ではこんな男は暑苦しいと思われるだけかも知れませんが。
痛いなんていうのは恥ずかしい、辛い事から逃げるのは恥、涙なんかみせられるか…
昔はそんな考えを持つ人が多かった、今とは随分違う。
今なら、「痛いなら痛いと言いなさい」「辛ければ止めても良い」
「泣きたい時は泣いても良い、男だからと言って泣いたらあかんというのは時代遅れ」
どちらが正しいのかなんて俺にはわからない。
ただ、今時の考えを都合の良い方に理解して、甘えた考えをしては駄目だと思う。
「痛いなら痛いと言いなさい」に関しては、
何でもかんでも我慢して取り返しのつかない事になっては駄目だから、
どこか痛い時は今の症状をちゃんと伝えるという事は大事。
「辛ければ止めても良い」は、
どうしても無理だと感じたら必要以上に無理をする事はないが、その代わり
そこで立ち止まるんじゃなく、新たな一歩に繋げられるよう努力をする事は大切。
「泣きたい時は泣いても良い」は、
男の涙に関しては、男は泣いて良いのは3度まで(諸説があるようですが
私が教えられたのは、親が死んだ時、子供が生まれた時、愛する人が死んだ時)
と教えられた時代ですから今でもあんまり男が直ぐに泣くのは好きではない。
でも、悲しい時・嬉しい時に素直になるのは良い事だと思う。
考えが古いとお叱りを受けるかもしれませんが、昔の考えも割りと良いものです。
今の考え方を都合よく理解して甘えに走るのは良くないと思うだけです。
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