今はアメリカで子育て

夫の転勤で、子連れで再度渡米。子どもがどう英語を獲得していくのか、記録します。

とべ動物園

2008-07-29 | Weblog
松山からの帰りに、とべ動物園に行ってきました。私は、世界中の動物園に行ったことがあるから、とべの動物園に特別行きたい気持ちはなかったのですが、母はなんと「二回も一人で行った」というほど、動物園好きだったらしく、一緒に行くことにしました。私も、動物園や水族館は好きですが、一人で行こうと思ったことはありません。(旅行中を除いて)
母は、「白熊のピースが見たい」と言っていて、一動物の名前まで覚えてファンになっているだなんて、かなりイタイなあと、正直思っていました。
ピースは、母親熊が育児を放棄したために、飼育員と家族が四六時中親代わりで育てていたらしく、それがドキュメントでTV放送されていたそうです。それで、人気者だったから、私の母でも知っていたようでした。ちょっと、安心。
動物園の隣の運動公園では、翌日に控えたエイベックスのコンサートのリハをしていて、聞いたことがある曲も流れていました。

教科書

2008-07-27 | Weblog
日本の教科書が、欧米に比べて薄いから、自学自習用にも使えて、自力で読んで理解できるように倍増する案があるそうですが、私は日本の学生はとても恵まれていると思います。アメリカは、確かに非常に大きくて厚くて重い専門書のようなハードカバーの教科書を使っていますが、これは生徒のものではなく、学校のものです。1年後には学校に返却しなければいけませんから、教科書に書き込むことなど許されません。来年、再来年と同じ教科書を後輩も使うわけなので、damageしてしまったら、その分、市に損害分のお金を支払わなければなりません。bindingをダメージしたら、定価の四分の一とか、次に人に貸せないくらいのダメージなら全額とか。日本語の教科書は、ほかの教科と比べて小さくて薄いですが、それでもハードカバーなので$50は下りません。でも、生徒はジュースをこぼしてしまったりするんですよね。ルールなので課金しますが、かわいそう。つくづく、日本の生徒は、教科書は自分のものにできるから、落書きしようが、メモしようが、何をしてもOKだし、家に持って帰って勉強もしやすいし、いいよなあ、恵まれてるよなあと思います。

道後温泉

2008-07-27 | Weblog
道後温泉に行ってきました。中に貼ってあった、ある新聞の記事によると、「千と千尋の神隠し」に出てくるお湯屋さんの「油や」のモデルの一つだそうです。ジブリの方々が社員旅行で道後温泉を訪れたり、スケッチには、漢字をちょっと変えて「導後」と書いてあったり、製作側も道後温泉を参考にしたことを認めているけれども、それを大々的に宣伝しないでほしい、と言われているそうです。道後温泉には、何度か来たことがありますが、全く知りませんでした。
もっと驚いたことに、「古事記」や「日本書紀」にも道後温泉が出てくるほど、古くからあるそうです。近くの有名な温泉だとしか思っていませんでしたが、すごいですねぇ。

坂の上の雲

2008-07-24 | Weblog
今日は、松山の「坂の上の雲」ミュージアムに行ってきました。司馬遼太郎の作品で、平成21年から23年の3年間NHKのスペシャルドラマとして計13回くらい(?)に分けて、放送されるそうです。恐らく、そのことがあって、昨年この博物館がオープンしたそうです。
主人公は、松山出身の正岡子規、秋山好古、秋山真之で、激動の明治時代を高い志(「生まれて来たからには一番になってやる!」)と、あつい友情をもって生きた男たちです。私は、この本を読んでいないのですが、読んでみたいし、ドラマも見てみたいと思いました。真之は、写真で見てもかなりハンサムで、ドラマでの真之役は、モックンです。本木さんの直筆のものが展示されていましたが、かなりの達筆で驚きました。
晩に、「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」の、つけ麺ラーメンを初めて食べました。おいしかったです。

初! 祇園祭

2008-07-23 | Weblog
初めて、祇園祭を見に行ってきました。四国の地元から、京都の祇園祭りと紫式部が住んでいて、そこで源氏物語を書いたと言われている所(現在はお寺)を巡る日帰りバスツアーで、6,980円。なかなか安いよね。
聞いていたとおり、32基の鉾が町を巡回する日は、人が多くて、場所取りに1時間以上も待つという状態でした。しかも、炎天下! うちわであおぐこともできないくらいの込みようでした。私は、しばらく日陰で待っていて、それから狙った場所に移動しましたが、やはり大変でした。まあ、きっと祇園祭は、私にとって一生に一度の経験だから、いいんですけどね。
鉾は、想像以上に高くて、きれいで、鉾の中で演奏されている音楽もよかったです。間近で見ることができたのがラッキーでした。担ぎ手は、若者が多かったですが、ある鉾は、外国人の担ぎ手が多くて驚きました。せっかく京都に住んでいるんだから、地元のお祭りに参加したいという気持ち、よくわかります。

携帯電話が死んだ

2008-07-15 | Weblog
4年ぶりに日本に帰国して人と話すときに気づいたんですが、日本語で話していても、単語は英語で出てくるから、それを口に出す前に、日本語に訳しながら話していました。自動的に話すスピードは遅くなりましたが。けれども、つい英単語のまま出てしまった言葉は、vending machine(自販機)と、state inspection(車検)。自販機なんて、アメリカにあまりないから、話題にものぼらないし、日本にいたときは車さえ持っていなかったから、車検なんて使わなかったからなあ。
と、こう思っていて気づいたのは、アメリカで日本人と日本語で話しているとき、頻繁に英単語を使ってるんだなあということ。わざわざ訳語を見つけなくても、そのまま英語で言ったほうが楽なものが多いもんね。
もうちょっと進んでしまった例では、「携帯電話が死んだ」という表現。私も、アメリカにいる日本人の友人も普通に使っているんだけれど、私たちよりもアメリカ在住歴の長い方に、きっとそれは、日本では使われない表現だろう、と言われました。「充電がなくなった」と言うだろうと。(壊れたという意味ではありません) 確かに英語で、携帯の充電が切れたときに、My phone died.とか My phone is dead.って言うから、「電話が死んだ」というのはかなり直訳。うむ、そうか。 アメリカでもバリバリ日本語で話しているけど、英語の影響を少なからず受けているのね。

適応力がどうも良いらしい私は、帰国後3日ぐらいで、体内自動翻訳機を使わなくても、日本語を話せるようになりました。しかも、大阪で、アクセントの強い大阪弁の友達と数時間話した後は、私も数日大阪弁で話していました。

宝塚

2008-07-15 | Weblog
先週、「大阪に行ったからには、吉本新喜劇や宝塚を観たい」と思っていて、時間の都合がついた宝塚を初めて見に行きました。「雨に唄えば Singin' in the rain」で、とてもおもしろかったです。観客は、想像通りほとんど女性でしたが、男性の姿もちらほら。
歌舞伎役者が男性なら、宝塚役者は女性! がんばれぇ! 男性役の方は、がんばって低い声を出しているのが伝わってきましたが、男性的な振る舞いは、とてもかっこよかったです。 唯一女性的だと思ったのは、最後の挨拶で幕が下りるときに、観客に向かって手を振っていたとき。 両手を顔の横で愛想よく振る姿は、かわいい女性でした。やはり、あの場合、役は関係なく、素なのですかね。

エコ JAPAN

2008-07-09 | Weblog
私が四年前に渡米して一番驚いたのは、ゴミの処理。当時、東京では、ゴミに細かい仕分けがあり、回収される曜日も決っていて、粗大ゴミは有料でした。ところがフィラデルフィアの学校の寮では、ゴミを全く仕分けしない。可燃、不燃の仕分けさえありませんでした。先生に聞いた話ですが、小学校ではリサイクルのゴミ箱があるから、そのゴミがどういう流れになるのか調べようということになり、調べた結果、リサイクルできないゴミと一緒にされ、同じ処理になっていた、ということでした。
バージニアビーチでは、リサイクルと非リサイクルのゴミを仕分けするようになっています。といっても、たった2つに分けるだけだし、日本の細かさに比べたらかなりアバウト。こんなのでいいのかなあと少々不安。日本のニュースやドラマ(アラフォー)を見ていると、かなりエコが進んでそうだなあと思ったのですが、実際あまりそうでもありませんでした。スーパーでは、みんなマイバッグかと思いきや、ほとんどの人がプラスチックのバッグをもらっているし、大阪市はゴミを仕分けせずに、出してもいいそうです。(大阪の友人談)ちょっと疑わしいですが、本当だったら怖いですね。

日本の印象

2008-07-01 | Weblog
帰国して印象に残ったこと
<店員の丁寧な対応>
何も買わなくても「ありがとうございました。またどうぞ」と言われたり、ケーキを2つ買う時に、それぞれの賞味期限が一日違けれども大丈夫か聞かれたり、またお客さんが待たせているのに、店員が「お待たせしてすみません」と謝ったり、異常なほど腰が低くて丁寧で驚いた。
<サービス>
居酒屋の女性用トイレに、コットン、綿棒、マウスウォッシュ、あぶらとりがみなどが置いてあって驚いた。

あとは、蛍光灯が眩しすぎて、新幹線の中で寝ようとして目を閉じても、まぶしいと感じるくらい明るすぎて、目が痛くなりました。