レイクのリターンズ日記

毒にも薬にもならない初代スタホの真実

Maxオッズの検証(主戦のペイ)

2013年03月03日 | Maxオッズの検証
これからMaxオッズにまつわるお話をさせて頂きたいと思っているんですが、いくつか前振りで事前説明していきたいことがありますのでご了解ください。スターホースやリターンズというものをやったことのない方にもなるべくなら理解しやすい内容にしたいと思っておりますので。また、Maxオッズの話と言うとメダルを稼げる話とか攻略法につながるお話とか想像される方もおるかもしれませんが、あくまでも表面的なお話であり知っていても損ではないよという程度の話題ではあります。
主戦でのゲーム筐体の還元率(ペイ)を調べる事はお店の営業形態や方針を知る情報になるとともに、殿堂を目指すプレイヤーに取って自分の作成した馬の表面的なレベルを測る土俵を得るために重要な指標となります。
スターホースでは馬券(ベットゲーム)と馬主(オーナーゲーム)の二通りの還元率設定ができます。プログレスリターンズにおいては馬券・馬主それぞれのペイが80~108%の範囲で調整できるとされています。馬主のペイについては表面的に判別しにくいので今回の一連の日記では割愛します。
筐体出荷時の設定ではペイ90が基本となっているようですが、お店の営業方針に合わせてそれぞれ筐体で再調整がなされます。くどいかもですが、ペイ90とは例えば100枚ベットすれば平均として90枚の還元がある状態を言います。短いスパンでは出すぎたり、回収しすぎたりと波はありますが、1ヶ月・2ヶ月と稼働していくと決められた還元率に確率的に近似していきます。数学的に言えばN数(ベット回数・枚数)が多ければ多いほど標準偏差(当たり外れの運)が小さくなり、平均値(設定値)に収束していく感じです。サイコロと同じ話ですから当たり前の話です。
お店の方は通常、ある程度のスパンでもってペイを固定します。でも、回収したいとか放出したいとかでお店の営業方針が変わればペイを変更するかもしれません。
馬券ペイをお店がいじって再稼働すると写真のような形でペイ変更を確認する事ができます。WBCに限ってですが、コンピュータ馬の出走履歴が消えるのです。今回の出馬表はペイ89のものです。いじってから最初にまわってきたWBCの出馬表ですのですべての出走履歴がありません。一般的にはペイを変更されてもこういったまっさらな出馬表を見る機会は希少だと思います。