レイクのリターンズ日記

毒にも薬にもならない初代スタホの真実

Maxオッズの検証(ハードルが高い桜花への推移)

2013年05月29日 | Maxオッズの検証
週末までスタホはお休み中なので、ちょっと早いですが、ブログを更新させていただきます。
でも、あまり急ぐと私自身が青息吐息になってしまうので、今回だけかも(笑)

前回は皐月に絞って推移を検証してみました。今回は桜花についてです。
皆さんのご想像通り、皐月と同様の現象が起こっている可能性を示唆するデータでした。

シャイニングさんの弥生・スプリデビュー2.8オッズにおける桜花推移データは20例です。
思ったより少なかったので全データを掲載しました。
左上、水色の表は弥生2.8における弥生着順毎の桜花推移レベルがどの桜花オッズに対応しているか、区分けしたものです。
左下はそれに該当するオッズの出現した頻度を記載しています。
右の20例は桜花単勝ペイの高い順番に具体的なデータを並べたものです。

まず言えることは桜花2.5というオッズがほとんどないことですね。
皐月2.6が1/4ぐらいの頻度で確認できたのに対してかなり低頻度です。2.5が出ないということは1~2着時の上推移が出現しにくいということで桜花への推移はハードルが高そうです。
1例のみ見られた桜花2.5は最低値の単勝ペイ域であり、その中間に位置する2着→桜花2.6の中推移も2.5が表記できなくて上推移にならなかった可能性さえ考えられます。
下推移に関しては単勝ペイが高めな領域で2例あります。いずれも1着→桜2.6と2.5が表記できなかった可能性を示唆するものです。
この2例をイレギュラーデータとすれば、P馬限界勝率に近いペイ84弥生2.8の領域は上~中の2推移のみで構成されることがわかります。

とするとペイ84と同じ現象が起こっているペイ90弥生3.0はどうなのか気になるところです。

ペイ90における弥生3.0からの下推移は桜花のみで、皐月へはすべてのデータが上~中推移に収束しています。
桜花への下推移は表で見るように私の手持ちデータで3例ありますが、いずれも1着→桜花2.8です。
桜花での単勝ペイがわからずとも、非常に類推のしやすい展開ですね。
今回は残念ながらデータが少なく、オッズの切り替わる領域(最高P馬勝率の単勝ペイ)までは導き出せませんでした。
でも、ペイ90でも見られることから皐月よりも低い単勝ペイ域に存在するのではないかと想像されます。





Maxオッズの検証(2戦目皐月限界オッズ)

2013年05月27日 | Maxオッズの検証
また、来月月初めはクレイべです。「来週は2クレか~」何て思うと、等価の時には素材作成にモチベが上がりにくい所です。特にトピックスもありませんのでいつも通りに話を進めたいと思います。

前回の日記で弥生デビュー2.9馬の2戦目皐月・桜花推移を説明しましたが、ちょっと説明不足な点がありましたので補足しておきます。
2戦目推移に関しては皐月を基準にしてオッズを表記しましたが、桜花は-0.1厳しい判定で換算しています。(弥生3着→皐月2.8)=(弥生3着→桜花2.7)という感じです。賞金が500枚と400枚の差だと思いますが、2戦目をNHKマイルにすると桜花と似た感じになります。
それから弥生2.9のデビューオッズでは1着→皐月2.7はよくある推移ですが、レアオッズ以外では皐月2.6が表記されないので上なのか中なのか判別できません。これは一応、中推移のデータとして処理しました。その分、上推移が少なくて中推移が多目かもしれませんが、ご了解下さい。
ペイ90で自分が体感できたオーバーラップ領域に関して、違うペイの範囲内ではありますが、データを相当数集めるといろんな領域に渡って普遍的に見られる現象であることが判明しました。
弥生・スプリングデビュー時のP馬限界勝率は29%付近にあることを以前説明したと思いますが、限界付近では上~中推移がほとんどで、そこからペイが下がる(=P馬勝率が低下する)とだんだんと悪い推移が増えてくるのはおそらくはどのオッズでも共通した事なんでしょう。
じゃあ、どこからどこまでがMaxオッズでCPUはどうオッズを決めているのか?となると・・・シャイニングさんのデータを解析していてず~っと悩んでいた問題でした。
その根本的な問題は先送りして(笑)もう少し推移のことで疑問に思って解析したことがありますので今回はそちらを。

ペイ90において弥生デビューで3.0が出るとかなり安心しますよね。レアオッズが想定されない限りはMaxです。そして推移は、弥生デビュー時で限界勝率に近い領域にあたるので、これまた上~中しかほとんどありません。下推移はなぜか桜花でのみ見られます。ただし、そのオッズ構成の検証が不十分であり、レアオッズが関係するかは今となっては再調査する方法がありません。(私は現在ペイ86)
一方、シャイニングさんのペイ84における弥生デビュー2.8では皐月においても下推移が見られる場合がありました。シャイさんのデータの有り難い点はほとんどのデータに皐月・桜花の出馬表写真がついていた点です。ペイ90データはこれがほとんどありません。これは推移を調べられるだけでなく、レアオッズの可能性や単勝ペイから導き出すP馬勝率も計算できます。シャイさんの弥生・スプリングデータの解析が終了した後、2戦目推移を検討して疑問に思った点を桜花・皐月のデータで紐解ける可能性があったのです。
今回は2戦目皐月に関してのみです。皐月出馬表から導き出した単勝ペイ毎に、皐月オッズを二通りに区分けして表現しました。皐月で下推移が見られたのは単に一例だけですが、弥生1着→皐月2.7で皐月の単勝ペイは81.66%でした。そこで皐月2.6というオッズに注目してグラフ化しています。

皐月データは101個、そのうち2.6データは25個です。ペイ81.4%から上の領域では皐月2.6が表記されていません。つまり81.3%までが表記を許される領域である可能性が高いと言えます。よって、上記の一例は皐月単勝ペイの高さから2.6→2.7へとCPUにより下推移へと下方修正されたと考えるのが妥当に思われました。下方修正という表現を聞いて???と思った方は鋭いです。卵が先か?鶏が先か?CPUのオッズの決め方の一例がここにもありそうです。
とりあえず、決め方云々は後日の日記に譲るとしまして、皐月2.6が表記された時の最高単勝ペイ81.38%からP馬勝率を導き出します。
81.38%÷2.6=31.30%となりますが、これを2戦目皐月のP馬最高勝率に見立てて他のオッズでも切り替わる領域を確かめてみます。
<2戦目皐月オッズ毎の切り替わる単勝ペイ>
オッズ2.6×31.3%=81.38%(ペイ84の弥生単勝ペイ範囲79.53~81.89%)
オッズ2.7×31.3%=84.51%(ペイ86の弥生単勝ペイ範囲81.73~83.58%)
オッズ2.8×31.3%=87.64%(ペイ90の弥生単勝ペイ範囲85.55~87.65%)
本来は皐月の単勝ペイの範囲で比較しないといけないんですが、何しろシャイさんのデータ以外比較の対象となるものがないので、弥生から類推してみました。ペイ84では弥生と2戦目皐月で単勝ペイの範囲にほとんど違いがなかったことから、弥生でもいいだろうという判断です。弥生データはこれまでにも写真等で出していますので詳しくは以前の日記を見てください。
上記の切り替わる領域を見ると、ペイ84では影響を受ける範囲にありますが、ペイ86と90は範囲からほぼ外れていますね。ペイ90では弥生2.8で1着とって強制的に下推移にされることはほぼないと言えるじゃないでしょうか。下推移が出てくるのは限界勝率から少し離れた領域からです。ペイ86ではその兆候を100%積み上げグラフの方で垣間見ることができます。


Maxオッズの検証(ペイ84と86を繋ぐもの)

2013年05月21日 | Maxオッズの検証
先回の日記のMax馬カプチーノ号ですが、残60週近くで17000枚弱とよくありがちな結果に終わってます。WBC当たっている馬に出会うのはなかなか大変です。

近況はそこそこにして前回の日記でも書きました通り、今回はシャイさんのペイ84データと私のペイ86データを繋いでみたいと思います。
抽出するデータは、シャイさんの弥生・スプリングオッズ2.8~2.9の203データのうちレアオッズが想定されるものとして検討から外した8データを除き195個。レアオッズは実際にはまだあるかもしれませんが、見た目に判断ができないものはとりあえずそのまま採用しています。
一方、私の方のペイ86データは、弥生・スプリングオッズ2.9~3.0のものを60データのうちレアオッズ6データを削除してグラフ化しました。

シャイニングさんのデータは桜花・皐月も含めてすべてのデータを解析し終わりました。
前回とグラフの単勝ペイの数値が逆なので比較しにくいですが、私のペイ86データの山がとてもショボク見えるほどシャイさんのデータは巨大です。
X軸は単勝ペイです。デビューオッズは3色に色分けされてます。ペイ86の3.0データを掲載したのは、2.9とほぼ同じ域に出現することから、ペイ86のMaxオッズがほとんど2.9で構成されることを理解して頂くためです。
このグラフからは2.9のオッズがペイ86から84にかけて連綿と続いていることが読み取れますが、これがMaxオッズなのかどうかを判断するのはペイ84において実に難しい局面があります。

まず、デビューオッズから見た皐月推移に関してそれぞれのオッズでのレベル分けをしてみます。
弥生2.9デビュー着順毎の皐月推移
1着:(上)2.7(中)2.7(下)2.8(3落)2.9(4落)3.0(5落)3.1
2着:(上)2.7(中)2.8(下)2.9(3落)3.0(4落)3.1(5落)3.2
3着:(上)2.8(中)2.9(下)3.0(3落)3.1(4落)3.2(5落)3.3
掲示板:(上)3.0(中)3.1(下)3.2(3落)3.3(4落)3.4(5落)3.5
着外:(上)3.1(中)3.2(下)3.3(3落)3.4(4落)3.5(5落)3.6

上記は一般的な推移です。シャイさんのデータを単勝ペイ毎にを上推移・中推移・下推移・3落ち推移という区分けで持って皐月推移を解析してみましたが、これがなかなか一筋縄ではいかないところで判断にこまる例が出てきます。
ここからは経験値の豊富さでどれくらいの頻度になるかの傾向を見ることによって法則を読み取っていきたいと思います。

上記のグラフはちょっとわかり難いかもしれませんが、弥生デビュー時の単勝ペイ毎に皐月推移の比率を100%積み上げグラフにしたものです。
単色しかない棒の所はデータが1~2例しかないところです。4落ち推移と上推移がよく似た青色系の棒で被ってしまっていますが、おおよその傾向が読み取れると思います。
PCからならグラフの凡例も見えるかと思いますが、アイフォンやスマホでは見えないかもなので・・・
青色:上推移
赤色:中推移
緑色:下推移
紫色:3落ち推移
水色:4落ち推移
となっていますが、右側がペイ86なので左に行くことにつれて推移が悪化していく傾向があります。
つまり同じオッズでも単勝ペイが低くなるにつれて推移が悪くなることが読み取れます。

Maxオッズの検証(Max推移と準推移)

2013年05月11日 | Maxオッズの検証
ゴールデンウィーク期間中のクレイべも終了し、等価に戻りました。
早速、Max馬を走らせています。(前回の続きから)
JC1.5 2着
有馬1.5 1着
WBC4.5 1着
WBC3.0 2着
天秋1.5 1着
WBC3.0 1着、そして下の写真のWBCです。

最初の1勝でWBC制覇を済ませていますから、あえて三冠を狙わなくともですが・・・
結果は残念ながら3着でした。
なんとも微妙な経緯です。なかなか連勝ができません。
なにしろ下推移ですからWBCを走ってくれることが生命線です。やはり期待薄でしょうか。


では、推移の話に移りたいと思います。
リターンズが導入されて間もない頃からの話に戻ります。
皆さんからは単勝オッズデータはもらってはいたものの、弥生・スプリングの着順ごとの桜花・皐月への推移データ(例:弥生1着→皐月2.8など)というのはあまりもらっていませんでした。
ペイ90での自分の弥生・スプリング3.1デビューのデータが5~6個ぐらい貯まった頃、皐月へのオッズ推移データを眺めて法則みたいなものがあることに気がつきました。
ある単勝ペイを境にして2戦目皐月へのオッズ推移が変わる現象です。具体的には弥生2着を例にすると単勝ペイが高い領域:皐月2.9~3.0、単勝ペイが低い領域:皐月3.1~3.2という感じですね。当時、これは凄いものを見つけてしまったと随分色めき立ったものです。
アイアンさんのサイトでは“まーちゃん”や文無しさん(現・みのまんたさん)等に推移データを頂いて切り替わる閾値を確認していました。その中で弥生3.0の出現しなくなる領域と弥生3.1の皐月推移の変わる領域がなんとなくリンクしているように見えました。
その当時の推移データをビジュアル化してみたのが下の図です。

ペイ90における弥生3.0のデータで最も単勝ペイの高いデータはアイアンさんの87.07%(P馬勝率29.02%)でした。さらにその上にも高い領域において自分のデータがありましたが、弥生やスプリングでのレアオッズの可能性有として解析には加えていません。アイアンさんのデータは3.0の近傍に影響を与える他馬オッズがないということでこれが今でもペイ90の最高勝率のデータにしています。このようにレアオッズは端から見て絶対というわけではなく、その可能性が高いという事でデータ集計上は保留にするグレイゾーンのオッズになります。

いくつかデータを頂く中で3.0が出現する領域においても3.1のMax推移が出現する例が出てきました。具体的にはアイアンさんが弥生3.0を出された単勝ペイ87.07%よりも下の領域において“まーちゃん”から等頂いたデータで例外が追加されるようになったわけです。そして、その領域は3.1の準推移も被るよくわからない領域として自分の中で長らく疑問形であったオーバーラップ領域になるのです。
このオーバーラップに意味があるのか、単なる偶然に過ぎないのか、シャイニングさんのデータを待たなければなりませんでした。
次回はシャイさんのペイ84と私の現主戦ペイ86を繋ぐものを書いてみたいと思います。