レイクサイド物語

徒然なるままに…

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雪の散歩

2014年01月08日 | 写真
年末に降り積もった雪はお休みになっても溶けることなく残っています。

いつも散歩に出かける所は雪で覆い尽くされていました。

どこに、出かけたら良いのだろう。


【Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:3.5/135L Pentax k-x】

隣町の運動公園も自宅周辺より北にあるのでこのように真っ白でした。

人の足跡が無い代わりに鹿の足跡がグラウンドへと続いていました。

年末はこの公園もお休みで入園禁止。


【AUTO TERE ROKKOR-PF 1:2.8 f=135mm CANON EOS KISS X2】

雪の少ない所はないものかと彷徨う毎日。

「ここもダメ」

「あそこも雪が多い」

どこに行こうか・・・。



時折、日が差すけれど山から吹き下ろす風は冷たくとにかく歩く。

じっとしているととても寒いのです。

「紅蓮、先に行くよ」


【Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:3.5/135L Pentax k-x】

湖岸も真っ白。

しまった、リードを忘れた。

雪の湖岸は人も車も少ないのだけれど紅蓮から目が離せない。



紅蓮は雪の上を走り回っています。

降り積もったばかりの新雪は紅蓮の毛に絡みついて大変な事になります。

少し溶け出した雪は絡みにくいので良いのだけれど雨具を着せた方が良かったかもしれません。


【Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:3.5/135L Pentax k-x】

車に積んであったドッグフードをカモメに与えます。

出来るだけ紅蓮の近くにカモメが来るように。



湖岸から、道に上がってしばらく散歩を続けます。

道路は雪かきがされています。

この後、普段なら大きな通りの歩道を散歩するのですが、歩道は雪が多くてとても歩ける状態ではありませんでした。

「紅蓮、戻るよ」



さてさて、そんな訳で自宅に帰る途中で立ち寄ったところです。

我が家からそれほど遠くないこの場所を紅蓮と歩いていると、何やら水鳥の声がどこからか聞こえました。

水鳥が畑にいることは良くあることですが僕も紅蓮も何だろうと気になりました。

見渡す限り・・・というほどではないにしても畑ばかりが広がるこの場所。

意外に多くの野鳥を見ることが出来ました。


【Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:3.5/135L Pentax k-x】

2時間ちかく散策していたように思いますが、やっと鳴き声の主に出会うことが出来ました。

コハク鳥です。

こんな所に飛来しているとは予想外でした。

この日から、4日ほどこの場所を紅蓮と散歩をすることとなりました。



さて、新年となりましたが、元旦はあいにくのお天気。

2日目、目覚めると空には星も見える。( ̄ー ̄)

「紅蓮、日の出を見に行くよ!」

と、5時半に布団から飛び出して準備します。

このあたりの日の出は7時過ぎですから6時半ころにはお気に入りの場所に行きたい。

林道に続くこの場所は少し小高くなって景色も良く夏などは良く行くところです。

日の出の30分ほど前に着き、紅蓮と日の出を待ちました。



年が明けてからどちらかというとまだ、暖かい日が続いたので雪が溶けてきました。

よっしゃ!

と、やはりコハク鳥がいたこの場所で散歩をします。

おや?電柱になにやらトビとは違う鳥が様子をうかがっています。

なんだろう?

とにかく写真を撮っておいて調べてみようと紅蓮を誘って歩きますがご覧の通り。

紅蓮はもう疲れちゃったみたいです。

僕とは反対の方に歩いていき呼んでも来ません。

「俺、もうそっちには行きたくないねん・・・。」

そんな感じでした。



池をまたぐ橋で真ん中は屋根付きのベンチがあります。

夏にはここから池を泳ぐニョロニョロをみました。



紅蓮はと暫くオオバンを見ています。

鳥を見ると"むずむず"するようだ。


【RICOH XR RIKENON 50mm F2 L Pentax k-x】

4時半頃、日が沈みそうなのでこのへんで帰宅します。