ラードの精製

昨晩の状態です。ラードが固まっていますが、その表面にチャーシューのタレがまだついているのがわかります。さらに、この状態ではラードの中に肉を含めた食材のカスも含まれています。料理によっては、困る場合もあるので取り除こうというわけです。このラードの部分を分けてキッチンペーパーで包み、口を輪ゴムでしっかりとしばります。





キレイな鍋にキレイな水を沸騰させ、その中にキッチンペーパーごと入れます。





ラードは温めるとすぐに液化するので、お湯の中に濾されて落ちていきます。





このまま加熱で水をとばせますが効率が悪いですョ





一旦冷まします。冷蔵庫で冷やすのも有りです。水分と分離するので、水だけを捨ててしまいます。冷蔵庫で冷やしておくと、ラードはそこそこ固く安定するので、鍋を傾けて下ずみの水分を出してしまいます。





ここから加熱して水分を飛ばしてしまいます。





泡立っているのは水です。水が少なくなったらとろ火に。強い火のままだと、加熱した天ぷら油に水を飛ばしたときのように酷く飛び散ってしまうので注意。





完全に水分がなくなると泡も消えます。加熱した天ぷら油と同じく高温になっているので注意が必要です。間違っても、このままプラ容器などに移さないでください。





人肌に冷ましてから容器へ。





冷蔵庫で保存するので、いつもこんな状態です。市販のもののように真っ白ではなく、多少色がつきますが、これはタレの成分が微妙ながら残っているということでしょう。料理への実用上はまったく問題ありません。










今年は何とか花見できないかなぁ・・・

大震災の自粛以来1回も出来ていない件 orz...





Editor CABEZÓN

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