新しい遠征記の開始です。
今回の遠征では主砲のBKPの上に屈折のBLANCAを親子亀方式で「一度で二度美味しい」撮影でした。
今回も「色物」を撮ってきましたけど、なんだか上手く処理出来なくて、苦労しています…。
で、最初は赤いモンキー星雲のNGC2174です。
BLANCAにレデューサーを着けて撮影したのですが…。
純正レデューサーなんですけど、周辺コマ収差がすっごいんですよ…。
アジャスターをレデューサーとカメラの間に挟み込んでも、コマ収差が改善出来ないんですよねぇ〜。
メーカーさん曰く…。
「撮影での検証していない」
って…。
で、画像ですけど…。
悲しい…。
つづく…。
…>_<…
『BLANCA』ブランドと言うと、東京にある個性的なあのメーカーですね。
「撮影用途を想定していない作り」とは『目視用途 / ガイド鏡』扱いで使うことを念頭にしているのかな。
トライアル & エラーは、蓄積されている『ノウハウ』を駆使して克服して下さい。
それにしても、主砲を含めてマニアックな撮影機材一式でマイスターの意気込みが伝わって来ます。
商品に関してアレコレ言いたく無いのですが、正直言えば時間をかけて撮った後でガッカリはしたくないです…。
機材がマニアック?!
そうなのかなぁ〜。
確かに・・・中心と周辺で星像が全く別物ですね。
眼視ならこれで良いんでしょうけど、撮影には・・・。
凄いでしょ。
これだとお蔵入りですよね。
なので、この日あと二つ撮った画像は、処理しません。
相棒もお月様と黒点撮影専用機になっちゃうかもしれません…。
ポチり菌に気をつけないと…。
このショップでは私も何回か利用してますが手を加えないといけない商品が多々あります。
フィルター径は会っているがネジピッチが違っていたり、ニュートン鏡筒の接眼部がヤワで補強が必要だったりとか色々楽しませてくれます。
今回の画像はまさに「究極のアラ」ですね。
お蔵入りにするか?って随分悩んだのですが、何か改善策が見つかればって思って、結局出しました。
もう一度、レデューサーとカメラのストロークを伸ばして再度検証してみます。