歯科界は日進月歩...

名取市のライフタウン歯科クリニック 院長のひとりごと。。。

インプラント埋入手術 By 6Hands

2009-09-30 23:46:56 | インプラント
今日は午後からインプラント埋入手術。

今日の患者さんは数年前に左下に当院でインプラントを入れた方。
残念ながら反対側の歯根破折によりインプラントへ。

CT撮影をし万全で臨んだが、やはりイメージと現実には少しのズレが...
しかし今日のズレはいい方向。
思ったよりも残存骨があり、予想以上の初期固定が得られました。
無事3本を埋入し手術終了。

今日のオペに課したテーマは「6ハンド」の正確さ。
当院では歯科衛生士2名が滅菌ガウンを着用して手術のアシストをします。
術者(=自分)と合わせて6本の”手”が存在します。

また、器具出しのためにガウンを着ていないもうひとりの歯科衛生士もいます。
ってことは、8ハンド!?

いかにそれぞれが的確に自分の仕事をこなすか、それがポイント。
狭い口腔内の手術はチームワークが大切。


今日は多少シミュレーションから外れた部分もありましたが、
臨機応変に対応でき、スムースでいい手術でした。
きっと数ヵ月後にバリバリとなんでも噛めるでしょう。

お疲れ様でした>患者さん&スタッフ

スーパードクター 福島孝徳医師

2009-09-30 08:50:35 | 話題
昨晩、たまたま見たTV番組「これが世界のスーパードクター11」
そこで何人ものGod Handが紹介されていた。
その中でもひときわ輝いているのが脳外科の福島孝徳医師。
正に彼の手術は神業。

しかし彼のすごさは単なるテクニック=神の手だけではない。

患者さんだけではなく患者さんを取り巻く家族の気持ちを理解し、
的確な判断と卓越したテクニック、
そして67歳とは思われない体力。

そう、心・技・体がそろっていることが彼の神たる所以。


自分はどうだろうか。
スーパードクターなんてもちろん無理だが、心技体は???
残念ながら答えはNO...

手術というとついつい肩に力が入り、今にも緊張の糸が切れそうな状態。

それじゃいけない。

もちろん細心の注意を払いながらも、いい意味で”手術を楽しむ”くらいの余裕が必要かも。
目の前にある術野を超え患者さんの生活を見ないと。
そう、手術によって得られる患者さんの笑顔を思い浮かべて。

きのうの番組はメンタルな面でものすごく救いとなりました。
ありがとう、スーパードクター!

今日はインプラント手術。
さぁ、楽しんできますか!