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~癒しの温泉旅行三昧&癒しの熱帯海水魚生活~

キュウリ:栄養素・効果と効能

2009-08-02 09:08:25 | Weblog癒し日記
*利尿作用・血圧降下・血栓予防*

原産地はインド、ヒマラヤ山麓です。紀元前にインドから中国に伝わり、中国経由で日本に伝えられました。

キュウリは90%以上が水分なので、栄養的にはあまり期待できませんが、カリウム、カルシウム、ナトリウムを適度に含んでいるので、体に負担をかけることなく水分補給ができます。利尿作用があるので、むくみの解消、のぼせの改善に効果的です。カリウムは100g中200mgと多く、体内でナトリウムを排出する働きをするので、血圧降下に役立ちます

キュウリには青臭さがありますが、これはピラジンという成分です。ピラジンは血が固まるのを防ぐので、脳梗塞や心筋梗塞の予防治療に効果があります。キュウリの頭部には、苦味成分であるククルビタシンA、B、C、Dが含まれています。このうちククルビタシンCには抗がん作用があるといわれています。体を冷やす作用があるので夏の暑気払いに適していますが、冷え性の人は食べすぎには気をつけてください。

キュウリを選ぶ際は、ツヤ、張りがあってイボが痛いほどとがっているものが新鮮です。主として生のまま酢の物、和え物、漬け物、サラダにして食べますが、漬け物にするなら、糠漬けがお勧めです。糠漬けにすると糠のビタミンB1が染み込んで含有量が8倍になります。ビタミンB1は疲労回復の働きをしてくれます。

キュウリにはビタミンC破壊酵素のアスコルビナーゼが含まれているので、他の野菜や果物と一緒にサラダやジュースにするとビタミンCが酸化してしまいます。ビタミンCは酸化されても体内での働きにはあまり差がありませんが、気になる場合は少し酢を加えると酸化が抑えられます。

キュウリは今が旬です。キュウリを上手に摂取して、夏の暑さを乗り切りましょう。


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