音を聴く耳はあるはずである。
ところが、ここ最近
おバカをやっている。
ESOTERIC X-10WDが終わり、
高橋、VRDS50の確認をしていたと思った。
明けて、ねぼけ半分もあったろう。
作業部屋にはいると、
ものすごくよいじゃないか!
いい音や~~~。
で、口をついたのが
「VRDS50、素のままでこんなに良かったっけ?」
高橋の呆れ顔が見える。
「それ、X-10WD!!」
ん?あ・・・VRDS50、ケーブルが繋がってない。
実は、その前にもやってる。
それもあって、高橋呆れる×2
その時は、X-10WD、まだ途中だった。
(ほぼ、仕上がり)
流れてくる音楽はパイレーツ
ある意味、むつかしい曲である。
まず、クリアさがないと、底から湧き上がってくる音がでない。
それが、でてる。
さては、夜中に仕上げたか?
「X-10WD、すごいじゃない!!」
呆れ顔×1の高橋が鎮座していた。
「それは、うちの6LB」
「なんだ・・・」
なんだと軽くいなすのも仕方が無い。
6LBなら、当たり前なのであるから。
「おまえ、大丈夫か?X-10WD見てみろ・・・」
ははぁ、それでは、拝見つかまつ・・・?
おりょ?
ケーブルどころか、電源も入っておらず、
作業中らしく、中が見えてる。
CDは回ってない・・・
「てっきり、最後の仕上げができあがったかと・・・」
「これから、するの!!」
前の日にとんちんかんをやってしまったので、
6LBが回ってないのは確認した。
EADとWT3200を出荷したので、
エージングポイントに
X-10WDがあるのだけど・・・
VRDS50だと思ってしまうのも
訳がある。
なにせ、高橋、早い(早いだけでなく、丁寧)
OHだけだったら、1日で仕上げてしまうことも有るから
また、夜中に?と、思わぬでもない。
OHだけだと、素の状態×OH(新品状態+コンデンサ・半田G-UP)で、
新品時より良い音になる。
が、メーカー由来の音つくりがそのままなので、
いまいちの音のはず・・・
ところが、思い込みというのはそんなものだ。
耳で聴いてる音とVRDS50だと思い込むと
「VRDS50、素のままでこんなに良かった?」と言い出す。
冷静に考えれば、こんな音をだせるのは、6LBしかおらず・・・
ありえないのだが・・・
X-10WDが、最後のしあげで、かなりニアな状態に成っているのも
特筆すべきだな。
最近、なにか、どこか、認識がボーとしてる。
歳か?
急須にインスタントコーヒーをいれかけたと思えば
コーヒーカップにお茶の葉が入っている。
耳は聞こえていても、
これでは、うっかり
インプレの対象をまちがえてしまいかねない。
進行しないように、祈ろう。
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