CDを変えると、見えていない部分がみえるというところで、
いくつか、
系統の違うテストCDを使用する。
単純にピックアップの読み込み効率がよいかを確かめる時がある。
それも、どういうわけか、
音飛びがするということで、当方にきて
電圧などはかっても、しっかり出ていて
いっこうに音飛びがおきない。
こうなると、音飛びしやすい
ピックアップの電圧でチェックしても
電圧がおちてしまうCDをいれて、
わざと、音飛びがでないか確かめる。
これでもでないとCDRに変えてみる。
(機種によっては、CDRはよみこまないものがある。この場合は取説などに書かれていると思う)
ところが、これでも、鳴ってしまうというのだから、
お手上げ状態で
最終兵器、昇降トランスで電圧自体を下げて、確認してみる。
それでも、
ちゃんと鳴っている。
こうなると、環境が誘発するものと考えられる。
むろん、どこかに原因があるのだけど、
環境が良いと考えざるをえない当方の地域では
不具合がでてきてくれず、
症状を確認できないまま
原因特定にとりかからねばならなくなる。
また、別のCD。
たとえば映画音楽のように、いろんな音をあつめて(いる場合が多い)
クラッシックでもいいのだけど、場合によっては、スピード感がちがうため
パーカッションのはずみ、切れ味がみえにくく
わりに映画音楽をかけることが多い。
すると、完璧といっていいほどのおとがでていて
よしよしと
CDをかえる。
ジャズ・・これもクリア。
ところが、ヴォーカル主体で、声量のある歌手のCDにかえたら
あれ?
ヴォーカルが前にでてこない。
なんていうのがあるwww
この部分はマルチビットとかデジタルフィルターとかオペアンプとか
トランスとか・・・
いろいろな要因があって
出てこない部分があり
音質改善・改造などで、対処できる場合と
できない場合がある。
何もしらぬものゆえに
この前は妙なことを口走ったが
デジタルフィルターがついているのをみて
それが、ビット数をあげているとか
?
と、きくと、
では、WADIAに装着してビット数をあげれんのか?
と、思い、
デジマスターがあるから、他は受け付けないだろうなあと思いつつ・・・
あるいは、つけられたとしても、逆に精度がおちるだろうなあとも思いつつ、
ま、つけられるのか、つけられないのか
きいてみようということで尋ねたところ
やはり、だめ。
単純にビット数をあげればよくなるというものではないようで
スピード感・キレがでてきている依頼機器のことについて
これは、デジタルフィルターの仕事?
と、たずねると
あっさり、
「オペアンプ」とかえされたwww
結局、元の性能をよくしないと
ビット数をあげても、いまいちのものになると考えられる。
昨今はマルチビットの機器はほとんどなくなって
ビットストリーム形式になって
それも、位相をつくるのか?
いくつか、ビットストリームを形成させて
ウェーブ状になるような、マルチストリーム?がでてきていて
これが、ビット数をあげてきているから
あとの作りが良ければ、かなり聴かせる音が出てるだろうと思う。
どうも、21や850と後になるほど
全体的に音を出してくる
ビットストリームのような音をデジタルマスターでつくりあげたのではないかと
思うのだけど
結局は当時のビットストリームは1ストリームの構成であったろうから
位相のない部分をマルチビットで補おうとしたところで
深さ・厚み・距離感が今一歩たりない状態でクロスさせたのではないかと思う。
そこにLTD化で
ナゼ、厚みや深みや距離感がでてくるのか
この理屈はわからないが(期待してないでしょ?)
とにかくは、前進した音になる。(6LTDと比べているので、前進1歩のレベルは高いと思うけどwww)
この時にヴォーカルに厚みなどがでていないというのを
認識させてくれたCDがあった。
この1枚のCDが水準器になり
LTD化を促してくれたところがある。
そんな風に、
CDひとつで、CDPの能力を図ることができるということもあり
場合によっては、
偏ったCDチョイスをしていると
一生、CDPの性能不足に気が付かずに終わるということもあり得るということになる。
まあ、それはそれで、良いのかもしれないが・・・・
こういうこともあるせいか・・・
当方ではちょこちょこ、CDを購入する。
その中で声がいいなあという人のCDを集めた中の1枚が
まったく、ほかのCDと別物の
力のこもった1枚であったわけです。
力のこもったCD(ヴォーカル)はまた、音楽を楽しむだけでなく
CDPの能力をみせつけてくるということに
気が付かされたのです。
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