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久しぶりの850試聴・・・2021-05-20

2023年12月16日 | WADIA850 関連

久しぶりに850を聴いた。

いずれ、Blueまでということで、

今回はLTD仕様音質改善+アルファ(Blue化までの事前準備)

むろん、クロックも換装。

すでに、850は、リピーター機器などが3~4台あったのだけど、

ドア越しに、小耳に挟むのみで

ゆっくり聴くことが出来なかった。

 

できたて、ほやほやだというのに

良い音になっている。

プラスアルファが効いているのかもしれないが・・・

思わず、口にでた言葉。

「買いあたりが良かった・・という機器だね」

だった。

先日も、高橋とそんな話をしていたところだったから・・・

どういうわけか、個体差がある。

某氏の850は、店頭保存で、まともに鳴らしてなかったのと

不調があったものを購入していて、Blueまでもっていきながら

「いまいち・・」と、いう状態で、

かなり、エージングが必要だと思えた。

ところが、エージングすれば、どんどん良くなる・・・のだけど・・・

録音の良くないCDなどをかけていると・・・

(アンプの個性が強すぎて、録音が良くないものまで、それなりに鳴らしてしまい、アンプにより、色付けされてしまい

CDPからの音を忠実に再現できず、CDの録音の良しあしが判らなくなり、気が付かず録音の悪いCDをかけ続ける)

CDPが、巧くエージングできない。

そのせいばかりとは、言い切れないのが、

もう一つは、買いあたり&個体差・・・

 

なのだけど、当方のシステムがCDPからの音を忠実に再現するように組んでいるのもあって

(CDPがCDからの音を忠実に再現・表現することのできるLTD(改)Blueであることが基本だが)

オーナー宅では気が付けない「粗さ」が、もろにでてくる場合がある。

CDPの音(LTD-Blue)の音を忠実に表現できると

ものすごい世界になるのだけど・・・

で、多くの人は変に個性の強いアンプをお持ちでないので(変な言い方ね・・)

たいていが、今まで体験したことのない音世界を聴き

「想定外」「吃驚!!」「よくぞ、この音(世界)を生み出してくださった」などなど・・・

称賛の言葉をおくってくださるし

不具合などで、帰ってきた機器の音を聴くと

送り出した時よりも、数倍(は、おおげさか?)良くなっていると感じる。

エージングの賜物なのである。

それほどに、CDPからの音は(ひいては、CD)類まれなる音世界を構築できるものなのであるが・・・

どういうわけか、

「いまいち」になってしまう機器がある。

(同一人物(オーナー)の機器であるが・・・)

それとは、別に

確かに、多少なり、個体差を感じるということはあるのだけど

よく話を聞くと、あまり聴けてないとか・・・エージング不足が主である。

 

だが、今回の850・・・

前オーナーが、良くきいてらっしゃったのだろうか

はっとする音が出てくる。

LTD仕様音質改善段階だと、わりと、

LTD化・Blue化・PCM1704換装をすれば、

この甘い(緩い?)ところが、メタモルするのだけど・・・と思わされてしまう事がある。

だが、今回の機器

確かに、甘さはあるのだけど、聴かせてしまう「まとまり」を持っている。

前オーナーさまは、よほど、大事にされて、良く聴いていらっしゃったのだろう。

当方の存在を知らなかったか

知っていても、意に介さなかったか

この音を聴いたら(聴くことはないけど・・・)

しまった!!と思うんじゃないかな・・・

と、前オーナーさまのことまで、考えたりしてしまった。

でも、手放されてくれたおかげで、

現オーナー様の元に来て、いずれ・・Blueまでもっていってもらえることになったのだから

良かった・・といえる。

 

買いあたりとか、個体差とか、いろいろあるのは事実だと思うけど

上記のような、CDの良しあしまで判らなくするアンプは除いて

(一見、すごい能力のアンプように思えるのですが、実はCDPそのまま・・良いCDの音を忠実に再現したほうが

もっと、世界が広がっていきます)

通常のトラアンプでしっかりエージング(ようは、聴く)することと

録音の良いCDは、ちゃんと判るので

できるだけ、良いCDで・・・

そして、ジャンルにこだわらず(いろんな音を奏でるほうが良いようなので)聴く。

でも、いろんな音質が見えてくるようになるので

ジャンルにこだわらずというよりも

いろんなジャンルが聴きたくなってしまうので

ここは、心配してないのですが。

 

LTD仕様音質改善段階で、ここまで来るか・・と、思うと

T氏の言葉をわが身で体験してしまいます。

「この音から、まだ良くなる????いったい、どうやって・・」

と、まだ、上の音があると信じられないほどの音になっているのって、

こんな状態だろうなあ・・と。

この機器、先々が楽しみです。

 

元オーナー様の聴きっぷり(CDのチョイスとかも含め・素直なシステムだったのだろうし)に乾杯!!

そして、OH~いずれBlueまでを機器に与えてくれる現オーナーさまに乾杯!!

 

 


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