新潮社より発売されている、さいとう・たかをさんの『俺の後ろに立つな さいとう・たかを 劇画一代』を読みました。
ゴルゴ13以外知らなくても、読めました。
幼少期から始まって、今現在にいたるまで、まっすぐな言葉でつづられていました。
ゴルゴ13は、冷酷な人物としてとらえられていることが多いと思いますが、
自分の年代としては、コミック的な人間味を帯びたパロディに多く使われ、
ちょっと人間味を帯びている印象でした。
なので、かえって作者の方に対する興味を抱かずに生きていました。
初めて知ったことが多いです。
さいとうたかをさんの生い立ちは、
風変りな生い立ちかもしれません、でも、なんとなくわかる気がするところが不思議です。
枯れ井戸の中にキラキラしたもの集めてロウソクで照らしてみていたという思い出話が、一番印象的でした。
この次読むゴルゴ13の印象が、少しかわる気がしました。
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