他の犬にオヤツを与えると嫌われるってホント?
お散歩中のしつけのアイテムとして、オヤツを持ち歩いた経験のある方も多いかと思います。
もしかして「毎日持って歩いてるよ!」という、しつけに熱心な方もいるかもしれませんね!?
でも、愛犬にオヤツをあげようと思った時、そばに他の犬がいたら?
あなたはその犬にもオヤツをあげますか?
オヤツをあげてほしくないその理由
飼主と仲良しだったり、犬のことをよく知っているなら、犬に食べ物を与えてもさほど問題はないかもしれません。
ですが、あまり良く知らない犬に、いきなりオヤツを与えることは避けた方がいいでしょう。
食べ物をもらえば犬は喜ぶかもしれませんが、飼主にとって、そうとも限らないからです。
もし相手の犬にオヤツをあげたいと思ったら、まず飼主に聞いてみるべきです。
相手と親しい間柄だとしても、確認をした方がいいでしょう。
そうしたほうがいい理由がいくつかありますので、以下で説明します。
犬に持病がある場合
もしその犬がアレルギーや病気を持っていたら?
決められた食事しか与えてはいけないと、獣医から言われている可能性もあります。
それを飼主の許可なしに、自分勝手な判断で犬におやつを与えてしまえば、
そのことで重大な症状が出たり病状が悪化したりするかもしれません。
これまでの治療や努力が台無しになることもあるのです。
食事内容に気をつけている飼主の場合
愛犬の体重調整や食事内容に気をつけている方もいます。
飼主が犬の健康を考えて、与える食事の量や内容、おやつの量などをきちんと管理しているのに、それを妨げることになります。
しつけをしている場合
他人が犬に食べ物を与えてしまうと、飼主と犬との関係を崩してしまう可能性が考えられます。
主従関係がまだ確立されていない場合、厳しくしつける飼主より、甘やかしてくれる他人の方へ犬がなびくことがあるのです。
結果、しつけを妨害することになりますので、よその犬には食べ物を与えない方が安心です。
断りにくい相手の気持ちを察してあげよう
ほとんどの犬は、食べ物を出されたら喜んでほしがります。
もちろん、善意でオヤツをあげようとしてくれているのもわかります。
でも、自分の犬が喜んでいたら、それはそれで断りにくいものなのです。
不用意にオヤツを出すことで、相手の飼主を困らせることになるかもしれません。
そうなる前に、食べ物を与えていいかどうか、必ず飼主に聞くようにしましょう。
オヤツをあげないでと断られたら?
もしオヤツをあげないでほしいと断られた場合でも、自分の犬にだけ食べ物を与えるようなことはしないでください。
相手の犬の目の前でオヤツを与えるのは、あまりに思いやりに欠けた行為だからです。
もし 犬同士が一緒に遊んでいるなら、その犬と別れたあとにオヤツを与えるようにしましょう。
犬同士が気持ち良く遊べるように、 飼主同士のコミュニケーションも大事にできるといいですね。
愛犬に食べ物を与えてもらう理由がまず見つかりません。
かわいいから、食べ物をあげたいから、といった勝手な思いは理由にはならないです。
また、犬がオヤツをくれる人を覚えて、毎回おねだりするようになったら、それこそ困ってしまいます。
一方で、愛犬に食べ物を与えてほしい人もいます。
犬と仲良くなってもらうことで双方にメリットがある場合です。
犬を可愛がってくれる近所の子供たちやトリマーさん、獣医さんなどですね。
親しくしているお友だちの犬にだって、オヤツは不要です。
オヤツをあげなくたって犬と仲良くなることはできます!
犬にオヤツをあげようとする方は、もしかしてその辺を勘違いなさっているのかもしれません・・・。
【犬幼稚園 Buddy Dog】
愛犬は我々の生活の重要なファクターとして、身近な存在となっています。
しかし、社会性不足のため問題行動犬も多数、それを解決するための犬幼稚園!!
“人と愛犬の幸せなライフスタイルを提案”する犬幼稚園 Buddy Dog
入園・ペットホテル見学会の予定