息子には10歳まで、毎晩読み聞かせをしていました。
毎晩お話を3つ。
字が読めても、寝る前のコミュニケーションでした。おかげでたくさんのお話と出会えたのですが・・・
あるお話に・・・
捨てられた猫の物語。イギリスの本だったと思います。
町中に捨てられた猫。
寒い夜、箱の中で飼ってくれる人を待っています。
いろんな人が寄ってきて、猫にいろんな事を言っていきます。
そして最後に来た人・・・・「ぼく、この人いいな・・」って、、、猫が思っています。
その人のお家に連れて行ってもらって、飼ってもよいか、家族で相談しています。
待っている間も、猫ちゃんはその家の玄関マットや、じゅうたんの匂い・・・・・イヤじゃないな。ちょっと好きな匂いだな。。。。。温かいな・・・
なんて思って待っています。「ぼく、ここが良いな・・」って、思っています。
家族会議が決まって、飼ってもらう事になりました。
猫ちゃんは、とっても幸せな気持ちで、その家の子になったのでした。
そう、、、猫は、飼い主を自分で決める。っていうお話でした。
とっても印象的な本でした。なぜかっていうと、、
ウチも
この、にゃん太は・・・12年前・・・・
沢山家のある集合住宅なのに、「ウチに入れて~~~」って、寒い日に来たのでした。
しかも、オトンのところに・・・・
私は当時、歳を取った黒猫の「愛」がいて、食事も療養食だし、治療代もかかるので、これ以上は飼えない!って言っていたのでした。
しかし、「飼ってやれよ・・・」
オトンのこのひとことで、決まったのでした。
そう、にゃん太は、私ではなく、オトンを選んで正しかったのです。
なんでわかるんだろう・・・・・・・
「にゃん太」という名前も、おとんが付けました。
それから・・・・・・この子はオトン以外の人に、心を開きませんでした。
絵本みたいですよね・・・・・
4年前、死にそうになってにゃん太を助けるまでは、私に抱っこもさせてくれませんでした。
でも、それ以来、命の恩返しをするかのように、私に付いていてくれます。
まるで、犬のような・・・・猫です。
当時、老猫だった「愛」に甘えて、しかもしっかり守ってくれました。
いまでは、信頼して心を開いてくれて、PC前を陣取り、「めしくれ~~~」って、主張しています。
ケンカも強い、家族を守る。
私は小さいときから、猫は沢山飼ってきましたが、、、、
猫もこんなに性格が良くて、義理堅い子がいるのだと、にゃん太に初めて教えてもらいました。
アニマルコミュニケーションで、ニャン太は、
「愛」を学ぶために、この世に来た。と言っているそうですが・・・
「ママのフォローのために、この家にいる。」とも答えたそうです。
でもそれを決めたのは、オトンで・・・・・
不思議・・・・だな・・・・・・って。
今、犬だらけ、猫だらけ・・・・・狭い集合住宅に、「物好きね~~」なんて、思っている人は沢山いるのでしょうが、、、
意味があって、ウチに来た。。。。って、思わずにはいられません。