近頃、SONY RX10やOlympus Stylus 1など小型フォーマットセンサと高倍率ズームを組み合わせたデジカメが相次いで登場しているが、一体どのカメラがいいのか撮影画像を比較してみたいなーと思う今日この頃です。
センササイズは大きい方が画質が良くなるはずなんだけど、レンズも大きくなりますよね、だからバランスがバランスがとっても重要になる。
去年、1/1.7型のNikon P7100と1型のSony RX100を買って比較してみたら、RX100の画質はP7100を大きく凌ぐことがわかり、それ以降RX100だけをつかうようになった。P7100の操作性はRX100よりもいいんだけど、より小型で画質もいいとなればP7100の出番はなくなっちゃった。ちょっと損した気分でした。
1型センサあなどりがたし、と実感している今日この頃。
そのあと底値になったα77を購入。デジイチはフルサイズと決めて10年間も我慢していたけどAPS-Cでもいいかと思い直し、α77レンズキットを買っちゃった。α77を買った理由は有機ELを使ったEVFにある。α77はセンサはAPS-CだけどEVFはフルサイズなのだ。大きくて奇麗なファインダーを見てα77でもいいかとおもっちゃった。このEVFはNEX7やNEX6、そしてα99やα7にも採用されているけど、とってもきれいなので、もうOVFじゃなくてもいいと思えるほど。そして、α77の画像とRX100の画像を比較してみたんだけど、そりゃα77の方がきれいな場合が多いがRX100もかなり迫っている。
1型センサあなどりがたし、再び実感。
そこに出てきたのがRX10。RX100MK2と同じ1型センサに24-200/2.8を組み合わせたカメラ。 これはいい!っておもった。
いや本当は同じタイミングで出てきたα7/7Rに心を奪われていたんだけど、撮影が仕事の会社の同僚が「α7よりRX10にびっくりした!」っていうんだよね。そうかプロに取ってはRX10のほうがインパクトあるんだ、、と知った。それでもRX10の形はあまり好きじゃないし、兎に角でかいってことで興味を持てなかった。
そうこうしていたらOLYMPUSのStylus1とライカCを出てきた。ライカCは先に出ていたけど知ったのはRX10より後なんだよね。どちらも裏面照射型1/1.7型センサを実装している。特にホワイトのライカCは僕のこころを捉えたね。カッコイイ、カワイイ!。ライカX2が気にって買う寸前まで行ったけど、やっぱり高価すぎて踏みとどまった僕にも手が届く価格帯。しかもズームでEVFやWiFiもついているじゃん。RX100には無くてほしいと思った機能が付いているじゃん。それにRX100よりも確実にコンパクトなので、出張のお供にいいんじゃないと思った。一方、Stylus 1は沈銅したときに56mmとチョー薄いのが刺さった。まー、300mm相当までは要らないけどF2.8なら有ってもいいなと思うし、なにより自動開閉キャップがついているじゃん。ライカCとStylus 1で心配なのは画質。RX100より良くはないと思うけど、どのくらいなんだろうかな? と思い比較表を作ってみた。
因に、絞り1段分を変化させると画素に入る光が半分になる。ということは、画素面積が半分になると絞り値1段分に相当する光量の変化があると考えて良い。
実際には配線領域にあてられる面積は固定なので受光面積もっと減るんだけど、裏面照射とマイクロレンズによってその辺は緩和されていると勝手に仮定してみる。
そうすると、1/1.7型は1型に比べて画素面積が0.6倍なので-0.7段くらいの違いがありそう。つまりRX10とStylus 1を比較するとStylus1のF4はRX10のF3.3くらい感じ。もっとわかりやすくると同じ明るさの被写体と撮るとRX10をISO100がStylus 1のISO175くらいで撮っている感じ。要するにstylus1はノイズが出やすいってこと。
あーどっちにしてもわかりにくいか。
一方、画素数を抑えている4/3型はα77と大きな差はないってこともわかる。フルサイズは1型の2段以上も明るいレンズで撮っているのと同じってこともわかる。
これは豊かな階調表現に効く訳だ。流石にフルサイズ。
RX10とStylus1、そして RX100とライカC、光量に余裕のある1型センサデジカメ or よりコンパクトで焦点距離範囲の広い1/1.7型デジカメか、ほかの人の比較レビューをまちたいですね。
ライカCは買っちゃうかもね。。。