マクロ性能にも優れているRX10ですが、焦点距離による撮影倍率(~近接撮影能力)を再び確認してみました。
今回は直径100mmの円を撮影し焦点距離による変化を観ました。尚、焦点距離はステップズームを利用してかえました。

まずf=24mm相当です。プロテクトフィルターが着きそうになるくらいまで寄れます。

次にf=35mm相当です。24mm程ではないですがかなり寄れます。

f=50mm相当です。あー寄れなくなってきました。短辺方向に100mmを写すのが精一杯です。形のゆがみがなくなるのは50mmくらいからなのですが残念です。

続いてf=70mm相当。全焦点距離で最も小さくしか写せません。マクロ撮影には不向きな焦点距離です。

f=100mm相当です。70mmよりは大きく写す事ができました。

f=135mm相当です。再びかなり大きく写す事ができるようになりました。ぶれずに大きく写すなら135mm相当がおすすめです。

最後はf=200mm相当です。35mm相当よりも大きく写す事ができました。背景を省略したい場合は200mm相当が最も適しているとおもいますが、引きがないときはちょっと苦しいと思います。

以上まとめますと,
(1)最大級に拡大したいときは24mm、
(2)背景を省略したい場合は200mm、
(3)ブレないようにしたい場合は35mmか135mmがおすすめです。
個人的には、マクロ撮影は食べ物を撮るときが多いので、まずは背景が省略できる135mmにして撮ってみる場合が多いとおもいます。