朝、ですごい兄ちゃんが居た。
乗って来るなり吊革2つに両手で掴まりすぐ寝ているんだ。
ま、そこまでは良くある光景で、その他にもよく立ち寝している人を見ているし
今は無いが自分も学生の頃にやっていたことがあるんで、
膝がカックンカックンしているのは寝てる人には普通だと思っていた。
ところが。。
ところがである。
彼の場合はかなり違う。。
なんと昏睡しているのだ。
2つの吊革に掴まっている時には膝カックンは当然やってるだけで分からなかったが、
人が乗り込んできて隣にオジサンがやってきて、吊革を奪った時から本性がでたのだ。
1つの吊革に両手で掴まり、膝カックン。これ普通。
次第に彼は、頭を前へ後ろへとガックンガックンしてきてた。
そうこうするうちに、今度は上体が、膝はカックンしていながら、
腰を中心に360度スキャン状態になっている。いわゆるレーダーだ。
そうなると周囲には人が近づかないのでますます彼は、スキャンの範囲を広げる。
顔はドランクドラゴンの鈴木のような顔で、寝ちゃっているのに目を開けているから
泥酔状態のおっちゃん観たいな顔になっててこれがすっとぼけた顔で
観ていると笑いがこみ上げてくる。
まるでジャッキーチェンの酔拳を思い浮かべられそうな感じに
好き勝手にレーダーのアンテナを回しているのだ。
クテンクテンな顔が面白いから怒られないのかなぁ。
読んでた本を顔に当てて笑いをこらえていたが、厳しい。。
隣のおっさんは兄ちゃんの頭がぶつかる度に肘でこづいているが、
兄ちゃん、どこ吹く風ですっとぼけたふぇ~~ん??って顔で顔を向けてる。
こりゃ笑えるよ。途中でわざとやってて人をバカにしているのかとも思えてきたくらいだ。
さらに人が乗り込んできて、兄ちゃんの後ろにも人が入ってきて、
さすがにこれで収まるだろうと思っていたら、
あにはからんや、膝カックンカックンやって上体をグニャグニャ、しかも前へ後ろへ右へ左へ、
向かって右が肘鉄のおっちゃん、左はかわいそうにぶつかられても我慢しているおとなしめの女性
そんなの我知らずと未だ、グデングデンになって寝てやんの。
そうなると今度は、兄ちゃんの斜め左後ろにいたオジサンもだまっちゃいない。
さっきからチラチラ観ていたがさすがにたまりかねて、”おい、起きてろよ”
と言ってた。
兄ちゃん、やっぱり例のすっとぼけた顔でふぇ~~んって見つめてる。
またグデングデン。
両手で掴まっている吊革から片方の手が外れる。
普通はそこでハッと気づいて、戻るんだが、兄ちゃんは違う。
まるで腕がマリオネットのように、宙をふわふわしている。
しばらくすると吊革に掴まり直すがすぐまた、手が離れ、
すとんと私の顔の横とかまで落ちてくる、もう少しで隣に寝ている頭禿げたオジサンの頭にゴツンとやりそうで
当たったらオジサンどう反応するかなんて、期待してしまったりする自分が居た。
なんにも動じないまったく周囲は無関係状態のお兄ちゃん。
ここで私は、兄ちゃん障害者なのか!?と思ってきた。
そうこうしているうちに、途中の他の路線の中継駅にやってきた。
すると、お兄ちゃん、我に返ってすたすた電車を降りて路線の違う電車へ向かいましたとさ。
右隣のオッチャンの視線はお兄ちゃんの行方に釘付けだったみたいだ。
しかして、それはもう想像を絶する驚異的な人体の姿勢制御を目の当たりにして、
興味深いやらおかしいやらでこっちは精神状態を平静に保つのに大変だった。
これはグループのメンバーなどにも教えてあげた。
私は写メを撮るのを我慢していたんだけど、録画すれば良かったのにという声も上がった。
しまった、そうだった一生の不覚をとってしまった。もったいない。
で、今日は、立ち寝づいているんだかなんだか、
帰りの電車でも、立ち寝の兄ちゃんがいて、これまた驚いた。
そっちはオーソドックスな立ち寝だったが、。。それでも膝カックンカックンやってて、面白い。。
ま、普通だったのでそれまで。と思ったら、。。
突然ガア~ンともの凄い音が座っている窓の方でした。
なんだなんだ?と思ってみると。
立ち寝の兄ちゃんが額をなでてた。
どうやら、目の前の網棚前のスチールバーに額を激突させたらしい。
その衝撃で網棚全体が座席後方の壁に振動を与えてそっちから大きな音がしたみたい。
隣に立ってた女性がくすくす笑ってた。
額をなでながらさらに寝ていたから、そいつもかなりな者だった。
春眠ならまだしも今はもう冬だぞ。。
乗って来るなり吊革2つに両手で掴まりすぐ寝ているんだ。
ま、そこまでは良くある光景で、その他にもよく立ち寝している人を見ているし
今は無いが自分も学生の頃にやっていたことがあるんで、
膝がカックンカックンしているのは寝てる人には普通だと思っていた。
ところが。。
ところがである。
彼の場合はかなり違う。。
なんと昏睡しているのだ。
2つの吊革に掴まっている時には膝カックンは当然やってるだけで分からなかったが、
人が乗り込んできて隣にオジサンがやってきて、吊革を奪った時から本性がでたのだ。
1つの吊革に両手で掴まり、膝カックン。これ普通。
次第に彼は、頭を前へ後ろへとガックンガックンしてきてた。
そうこうするうちに、今度は上体が、膝はカックンしていながら、
腰を中心に360度スキャン状態になっている。いわゆるレーダーだ。
そうなると周囲には人が近づかないのでますます彼は、スキャンの範囲を広げる。
顔はドランクドラゴンの鈴木のような顔で、寝ちゃっているのに目を開けているから
泥酔状態のおっちゃん観たいな顔になっててこれがすっとぼけた顔で
観ていると笑いがこみ上げてくる。
まるでジャッキーチェンの酔拳を思い浮かべられそうな感じに
好き勝手にレーダーのアンテナを回しているのだ。
クテンクテンな顔が面白いから怒られないのかなぁ。
読んでた本を顔に当てて笑いをこらえていたが、厳しい。。
隣のおっさんは兄ちゃんの頭がぶつかる度に肘でこづいているが、
兄ちゃん、どこ吹く風ですっとぼけたふぇ~~ん??って顔で顔を向けてる。
こりゃ笑えるよ。途中でわざとやってて人をバカにしているのかとも思えてきたくらいだ。
さらに人が乗り込んできて、兄ちゃんの後ろにも人が入ってきて、
さすがにこれで収まるだろうと思っていたら、
あにはからんや、膝カックンカックンやって上体をグニャグニャ、しかも前へ後ろへ右へ左へ、
向かって右が肘鉄のおっちゃん、左はかわいそうにぶつかられても我慢しているおとなしめの女性
そんなの我知らずと未だ、グデングデンになって寝てやんの。
そうなると今度は、兄ちゃんの斜め左後ろにいたオジサンもだまっちゃいない。
さっきからチラチラ観ていたがさすがにたまりかねて、”おい、起きてろよ”
と言ってた。
兄ちゃん、やっぱり例のすっとぼけた顔でふぇ~~んって見つめてる。
またグデングデン。
両手で掴まっている吊革から片方の手が外れる。
普通はそこでハッと気づいて、戻るんだが、兄ちゃんは違う。
まるで腕がマリオネットのように、宙をふわふわしている。
しばらくすると吊革に掴まり直すがすぐまた、手が離れ、
すとんと私の顔の横とかまで落ちてくる、もう少しで隣に寝ている頭禿げたオジサンの頭にゴツンとやりそうで
当たったらオジサンどう反応するかなんて、期待してしまったりする自分が居た。
なんにも動じないまったく周囲は無関係状態のお兄ちゃん。
ここで私は、兄ちゃん障害者なのか!?と思ってきた。
そうこうしているうちに、途中の他の路線の中継駅にやってきた。
すると、お兄ちゃん、我に返ってすたすた電車を降りて路線の違う電車へ向かいましたとさ。
右隣のオッチャンの視線はお兄ちゃんの行方に釘付けだったみたいだ。
しかして、それはもう想像を絶する驚異的な人体の姿勢制御を目の当たりにして、
興味深いやらおかしいやらでこっちは精神状態を平静に保つのに大変だった。
これはグループのメンバーなどにも教えてあげた。
私は写メを撮るのを我慢していたんだけど、録画すれば良かったのにという声も上がった。
しまった、そうだった一生の不覚をとってしまった。もったいない。
で、今日は、立ち寝づいているんだかなんだか、
帰りの電車でも、立ち寝の兄ちゃんがいて、これまた驚いた。
そっちはオーソドックスな立ち寝だったが、。。それでも膝カックンカックンやってて、面白い。。
ま、普通だったのでそれまで。と思ったら、。。
突然ガア~ンともの凄い音が座っている窓の方でした。
なんだなんだ?と思ってみると。
立ち寝の兄ちゃんが額をなでてた。
どうやら、目の前の網棚前のスチールバーに額を激突させたらしい。
その衝撃で網棚全体が座席後方の壁に振動を与えてそっちから大きな音がしたみたい。
隣に立ってた女性がくすくす笑ってた。
額をなでながらさらに寝ていたから、そいつもかなりな者だった。
春眠ならまだしも今はもう冬だぞ。。
ひと事だと笑いをこらえて観察してられるけれど、近くで迷惑をこうむってると笑えなくなりますよね。
ひと事ジャァないなぁ.私も気をつけようっと。
何しろ、通勤時間は貴重な睡眠時間&休息&仕事場なもので。
しかし、激混みの電車よりも中途半端に混んでる電車では、立って上手く寝れません。
ものすご~~く、空いてる電車ではあっちこっちへつり革につかまって揺れてる人をたま~にみかけます。
いつ、持ってる命綱のつり革がはずれないかとヒヤヒヤ物で、観察しちゃいますが、こういう人って絶対、安全圏なんですよね。不思議と!
座ってグッスリ寝てる人も、しっかり自分の降りる駅で
サクッと起きて、電車を降りられちゃうから
これが不思議でしょうがない。