●淡紫の花はらはら。センダンの花咲く。

毎年、見逃さへんよ、と思っている木のお花。
咲いていました。

【栴檀】（センダン）センダン科の落葉高木
（同じ名前ですが、「栴檀は双葉より芳し」の栴檀は白檀のことで、全く違う植物です）
西日本から南アジアに自生。
秋にギンナンほどの実がなります。
植えられた木ではなく、どうも、勝手に生える雑木のたぐいだと思われます。


この話が印象に残っています。

植物学者・民俗学者の南方熊楠（みなかた・くまぐす）が
死の床につき、家族が医者を呼ぼうとしたとき
「もういい、この部屋の天井に美しい紫の花が咲いている。
医者が来れば、この花が消えるから呼ばないでくれ」
とつぶやいたそうです。
それがこの栴檀の花だと言われています。

なんかわかるような気がする木。

淡い色だから、遠くから見ると、
緑とあいまって、こんなふうにぼんやり。








近くで見ると、愛らしい小花。
木の下を見ると、もうはらはらと散り落ちた花たちが。







いつもの散歩道。
宇治川、木津川の周りの木がたくさん伐られてしまい、
この栴檀も、それから桑の木もとても減ってしまいました。

川の向こう岸で




この木、しつこく毎年見ています。

●とってお木♪ 栴檀に花が。2007年06月04日
●冬の散歩道。センダンの実。2009年12月29日
●淡紫のセンダン花、満開です。2009年05月23日


▼先日、中之島バラ園に行ったとき。
めあてのこの橋も見てきました。
中之島公会堂の前の辺りに架かる「栴檀木橋（せんだんのきばし）」です。
橋の向こうの1本の木。栴檀の木です。





淡いお花が咲いているのが見えました。



2007年6月の写真です。








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●おわらない薔薇。＜中之島バラ園 その4＞

バラ園では、名札を見て、
わぁ、すごい名前やなぁ、
ぴったりやね、とか。
毎年、へぇ～と思いながら見ています。
憶えないんだけどね。

中之島バラ園、4回目です。





▼なんとも愛らしい薔薇です。遠くから惹きつけられました。
パステル画のドガにぴったり。


エドガー ドガ　　フランス　デルバール　1994








▼そういえば、ピカソもありました。
ピカソ　　北アイルランド　マグレディ　1971





▼ゴルデルゼ　　ドイツ　タンタウ　1999











▼ブラスバンド　　アメリカ　クリステンセン　　1995






▼マーシャ スタンホープ　　イギリス　1922









▼途中で橋が。その名も「ばらぞのはし」





▼スタンダード仕立ての薔薇が綺麗でした。

つる サラバンド　　フランス　メイアン　1968






▼マリリンモンロー　　アメリカ　　2002





この辺りには大きな楠の木があり、
新緑が水面に映えていました。
白いのはお花かな。




ぞんぶんに薔薇をたのしみ、中之島をあとにしました。
また来年ね。あ、秋薔薇もいいね。






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●ふふふ、好きだよ。

薔薇が続きましたので、ちょっと一休み。
家の植物です。

斑入りが好きです。
自然界では、生きにくいはずですが。

野葡萄の斑入りです。
何年か前に、娘から誕生日にもらって（自分で選んで）
だいじにしています。
落葉したら、ばっさり剪定し、冬越し。

春。
新しい葉は美しい斑入り。
どんどん葉がでてくると緑が増えるのですが。

だいぶツルが伸びてきたので、
支柱（乾燥させたセイタカアワダチソウの茎）をつけました。
土にさし込んで、上を麻ひもでしばっただけ。





▼今年の母の日は…、一緒に園芸店に行って
選んだのが
この斑入りのワイヤープランツ。
とっておきの鉢に植えました。


あと何を植えようか。思ったよりすぐ乾くのでまだ思案中。



▼家の前のコンテナは、もしゃもしゃ。




次に咲いてくれるのは、八重のドクダミ「白雪姫」

ふつうのドクダミと交じるのを防ぐため、
（咲くまでは、全く違いがありません）
ここに隔離して植えています。

でもどんどん増えて場所を独占ぎみ。
ことしも（先祖返りせず）八重が咲きますように。





▼薔薇園で薔薇を堪能しました。
やっぱり無精なわたしは、手を出せないなぁ。

ほったらかしなのに、強いのか
ミニ薔薇が咲いてくれました。






▼最後のパンジーです。エンジェル テラコッタ

アクリル絵の具で塗った鉢に
どっさり茂るワイヤープランツと一緒に。
長い間、ありがとう。
このあと、強い雨で傷みました。




▼去年初めて植えて、いちばん気に入ったのが、コレ。
【ユーフォルビア ダイヤモンドフロスト】トウダイグサ科の常緑低木

短く切りつめて、無暖房の室内で越冬。
0℃近くまでだいじょうぶのようです。
挿し木（すぐに付きました）したものも含め、全員（3つ）越冬。

白い雪のようにひろがり、暑さにも強い。
春から秋遅くまで咲いています。
買うときちょっと高いなと思ったのですが、
こんなに長持ちするんだったら、納得。

大きくひろがって咲きます。→　●大鉢にふんわり白ベール。ユーフォルビア ダイヤモンドフロスト 2010年10月05日





▼モネ、だいぶ毛が伸びました。
そろそろ、スパッと行きますか。






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●あま～い薔薇。＜中之島バラ園その3＞

人気集めていた薔薇のベンチ。
名札がなかったのですが、多分、ピエール ドゥ ロンサール　　フランス　メイアン　1987

豪奢、それでいてやさしい。
「薔薇の詩人」と呼ばれたフランスのピエール ドゥ ロンサールにちなんだ名だそうです。






▼グルス アン アーヘン　　ドイツ　ゲドゥルディッヒ　1909





パッチワーク花壇です。
区画ごとに違う品種の薔薇。
ここの剪定は低めです。




▼アーチにからまるのは紅薔薇。

つる アンクルウォター　北アイルランド　マグレディ　1963






▼この薔薇、甘くて、それでいて、きりり。

ワイフ オブ バス　　イギリス　オースチン　1969

この名は、英国中世の詩人、チョーサーの「カンタベリー物語」に登場するバースの女房だそうです。
















▼公園内にはビアガーデンも。




▼園内出入り自由なので、犬の散歩もよく見かけました。
この辺りはオフィス街ですが、最近、周辺に高層マンションなども建ち
生活する人が増えてきました。






▼スィート ドリーム　　イギリス　フライヤー　1987






▼ラブ　　アメリカ　ワーナー　1980


花びらがリバーシブルなんですね。




こんなに写真載せたのに、まだ残っています。
園内は、みんなカメラマン。
ケイタイ、コンデジ、デジイチ、それぞれ手に。
わたしは、コンデジで。







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●ばらばらな心。＜中之島バラ園その2＞

中之島バラ園。
いちばん薔薇が美しいときでした。
ラッキーです。

　………………………………………………………………………………………………………

　中之島公園
　明治24年、大阪市で初めて誕生した公園。
　2009年にリニューアル。
　公園の中央に東西約500ｍ、面積約13,000平方メートルにわたって、
　約310品種、およそ3,700株のバラが咲き誇る。
　公園内からはもちろん、水上からも楽しむことができる。　　
　　
　　バラ園 情報
　　　入場料　　　無料
　　　開園時間　　24時間入園自由
　　　休園日　　　年中無休

　………………………………………………………………………………………………………


あまりに薔薇がたくさんなので
あっち見て、こっち見て、
心はバラバラ。平安ではありません。

ばらの小径です。







▼ふれ太鼓　　日本　鈴木省三　1974
さまざまな色が混じり合って、黄色がベースだからかな
小さいけれど心引き立つ薔薇です。






▼ファブリット　ベルギー　レンズ　1980






▼この薔薇、名札を取り忘れてます。
多分、ゲイシャ（ピンク　エリザベス　アーデン）　ドイツ　1964






▼シンパシー　　ドイツ　コルデス　1964






▼つる サマースノー　アメリカ　J&P　1936






▼つる アンクル ウォーター　　イギリス　マグレディ　1963







▼つる シュネービッチェン　イギリス　カント　1968
前に教えていただきました。
つるアイスバーグと呼ばれている名花なんですね。
ほんまに毎年、惚れ惚れ。






▼この橋をくぐるとバラ園です。
難波橋（ライオン橋）。







さあ、ここがメインのバラ園です。
まだ写真たっぷり、明日へつづきます。




19日木曜日に撮った薔薇です。
昨日は急に暑くなり、
そして今日は雨。
あの薔薇たちも重たい雨に濡れている
と思うと、すこし悲しい。
木々や紫陽花たちは、にこにこと喉を潤しているのでしょうね。




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