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THE有頂天ホテル
おすすめ度
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制作:2005年 日本
制作;亀山千広 島谷龍成
監督・脚本:三谷幸喜
出演:役所広司 松たか子 佐藤浩市 篠原涼子 香取慎吾
三谷幸喜が監督と脚本を務めた「THE有頂天ホテル」です。2008年公開の次回作「ザ・マジックアワー」が既に話題になっていますね。
物語の舞台は大晦日のアバンティホテル。そこに集ったそれぞれの人々に起こるそれぞれのハプニングを描いた群像劇コメディ。副支配人の新堂平吉(役所広司)はなんとか今年最後の日を無事に終えたいと願いつつ忙しく走り回っています。総支配人(伊藤四郎)、ベルボーイの只野憲二(香取慎吾)、客室係の竹本ハナ(松たか子)、代議士の武藤田勝利(佐藤浩一)などなど。ホテルにはワケありの人物たちでいっぱいです。副支配人の願い虚しくトラブルは続発します。極めつけには別れた妻(原田美枝子)がホテルでばったり出会ってしまいます。ここで働いていると言えなかった新堂は、見栄を張り思わず授賞式パーティーに呼ばれて来たと言ってしまいます。
テンポよく何とも忙しい映画。カットを割らずに長まわしで撮ったという監督の狙い通り緊張感と臨場感はよく表現されていたと思います。
ひとりひとりが主演を務められる実力と人気を併せ持つキャストが何とも豪華。この贅沢なキャストもこの映画の見所なんでしょうが、みんなが4番バッターみたいで、何処を見たらいいかがわからない印象もありました。
好き嫌い分かれる作品かも。テンポのいい作品は好きですが、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。
・THE有頂天ホテル@映画生活
・前田有一の超映画批評
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「広く浅く」と言うのか、ポイントが絞れてない。
有頂天と言うのは作者自身の事でしょうか?
いつも感じるのですが、三谷さん監督は他の人に任せた方が良い作品に仕上がると思います。上手くいえませんが、「過ぎたるは及ばざるが如し」っていうか、ちょっとやり過ぎと感じてます。例えば「12人のやさしい日本人」の様なのが好きです。
ということで私には肩透かしをくってこけた作品でした。
>有頂天と言うのは作者自身の事でしょうか?
おおっ。なかなか辛口ですねっ!
三谷幸喜の作品は、面白要素はいっぱいあると思うんですけどね。小技で「にやり」とできるところはあっても爆発力がない、という印象です。
>ということで私には肩透かしをくってこけた作品でした。
すごくよく理解できます(笑)あまり期待しなければいいんですね、きっと。