
この本は、200ページ足らず(全188ページ)で、
文章間のすき間も多く、是永氏のツイートを
引用する形で書かれている。
その是永氏が、アルビレックス新潟の社長をしていた
2020年3月に発売されたのがこの本。是永氏は、同年
所属選手の酒気帯び運転問題の責任を取り、辞任。
同様の理由で、2019年末にGMとして招聘した
玉乃淳氏も1年で退任(同本内では是永氏と玉乃氏が対談)。
現在の是永氏は、古巣のアルビレックス新潟シンガポール
に戻っているらしいが、玉乃淳氏はどうしているのだろう。
ではここで、この本に書かれていた印象的な部分を。
アメリカの某IT企業のスローガン
Vision=ビジョンをもつ。理想をもつ
Grit=しがみついてでも、やりぬく
Crazy=狂ったように、熱中する
AIには、生身の体で、再現性のないドラマを表現する
事は難しい。しかし、特にスポーツは、その背後に
あるストーリーを共有することで共感が生まれ、
それが同じ空間で共鳴を繰り返すことで、
コミュニケーションの中心となる。これまで
アルビレックス新潟が経験してきたことだ。だから
多くのIT企業がJクラブを買収している。
未来を意識して運営しているクラブ
とそうでないクラブとの差は大きく広がる。
8月6日(土) 閲覧数:753PV 訪問者数:486人