救急病院でもない、普通の町病院に救急車が

私が時々が咳が出たりした時に診察してもらう近くの耳鼻科。

ちょっと咳っぽいし、花粉症気味なので診察と薬をもらいに

行きました。すごく混んでいるので、順番を確保して診察まで

1時間以上かかります。一旦病院を離れて、診察の時間を

見計らって再度待合室で順番を待ってました。

向かい合いの長いすに20人程度が満席状態です。

 

しばらくしてもなかなか呼び出しがかかりません。

そうのうち、どうも診察室がバタバタしています。

もちろん待合室からは見えませんが、人の声が少し慌ただしく、

バタバタとしてる様子。何かあったのかなと思っていると。

看護婦さんが中から出てきて、待合室の私たちに

「申し訳ありません、患者さんの対応で、少し処置が

長くなっており、しばらくお待ちください」というアナウンス。

何かあったのかな・・・と思いながらしばらくまた待ちます。

診察室の雰囲気はだんだんと騒がしくなってきます。

しばらくして、また看護婦さんが出てきて、

「今救急車を呼びましたので、お待たせしますが、しばらく

お待ちください」

看護婦さんが言ったのかどうか、どうも患者さんの

血が止まらず、処置がうまくいってないようだという

情報が流れました。

 

病院で処置をしているのに、救急車を呼ぶの？

何か失敗したのか？

こちらがちょっと不安になります。　藪医者？

 

約10分程度したら救急隊が病院に入ってきました。

どうもストレッチャーが入り口が狭くて入れないようです。

 

診察室から患者さんをシーツのようなものを使って3人で

運んでいきました。

患者さんは少し元気がないようですが、目をあけて

いました。血が服に点々とついています。

ちょっとびっくりしました。

 

その後、診察をしてもらって、先生にどうしたんですか

なんて聞けるわけもなく、調剤薬局に行って薬をもらい

ました。

そこでいろんなことを薬局のご主人が教えてくれました。

それによれば

他の内科の町病院から急に耳鼻科に患者が送られてきたそうで、

耳鼻科のお医者さんの同意もなく、患者さんが紹介されて

きたそうです。症状は鼻血がとまらなくて耳鼻科でみてもらい

なさいということで急患とし、有無を言わずに送り込まれて

来たようです。

血がなかなか止まらずに意識が薄れてきたので、救急車を

呼んだということらしいです。

耳鼻科の処置でこんな事態になったのではないことが

わかって、ちょっと安心しました。高齢ですが、いいおじさん

のお医者さんです。

 

薬局のご主人は内科の病院を手厳しく批判をしてましたね。

確かに、鼻血で耳鼻科はわかるけど、許可もなく、

無責任にもほどがあると憤ってました。

 

患者さんが無事に回復されたのかどうか心配ですが、

たぶん大丈夫でしょう。意識がありましたからね。