オリンピック主催する側は、国民の意見はともかく、強行するようですね。
そうなると国民はオリンピックの実施を支援する側と、反対する側とに
分断されてしまいそうです。
これは何が原因かというと、主催する側、国、都、組織委員会が一体と
なっていないことと、なぜこの時期にやるのか、どんな状況でもやるのか
など、明確な方針を国民に説明していないからでしょう。
本来政府の側の尾身さん自身が指摘していることが全て
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は
2日の衆院厚生労働委員会に出席し、東京オリンピック開催について、
「今の状況で普通は(開催は)ないが、やるということなら、
開催規模をできるだけ小さくし、管理体制をできるだけ強化するのが
主催する人の義務だ」と主張。その上で、
「こういう状況の中でいったい何のためにやるのか目的が明らかになっていない」
五輪「何のためにやるのか明らかであに」 尾身氏、政府に説明を求める
誰がオリンピックに責任をもっているのか、東京都か政府か組織委か
それぞれのトップが小粒で大きなビジョンを描けない人たちばかりで
失礼な言い方をすると「烏合の衆」になっているように思えてきます。
もともと都市が主催なんでしょうけど、東京都だけではできない
国の支援も必要になります。その辺から責任、権限が曖昧なところにも
原因があるかもしれません。それにIOCが絡みます。
IOCにしっかりと発言、意見できる人がいないのでしょうね。
そのとばっちりは日本国民、本来はオリンピックでは意見が
まとまるはずなのに、このコロナ禍、生活ができない飲食店など
影響をもろにうけている人達からみれば、なぜこんな時期にやるのか
という素朴な疑問も当たり前です。
そんな様々な意見、異論があるので、そこを一つの方向にまとめて
いく、リーダーシップ、政治が必要なんですが、
「安全安心の大会」にするという精神論だけで、押し通そうとする
想像力の欠如、なんとも難しい。
チームジャパンの菅さん、小池さん、橋本さんの3人の責任は
重たいな。
なんかうまくいくといいけど、オリンピック開催時期に大きな
トラブルがないように願うばかりです。
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