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農民との誓いに背く安倍首相

2015-10-08 22:27:26 | 平和

食料自給率が極端に低い日本にとって貿易の自由化とは農業の衰退を招くことであり、農業の衰退による食料自給の崩壊とは戦時等の非常時における国の存亡につながりかねないものです。太平洋戦争時には、国内の食料事情も極端に悪化した苦い経験をもう忘れてしまったのでしょうか??

(2012年3月15日に先行した米国と韓国の自由貿易協定(FTA)の結果は、農民と中小企業の犠牲と引き換えに大企業の利益を追求したとも言われるほどで、結果として国内景気によい結果も得られず、遂に、今年6月、韓国はTPPに参加しない中国と自由貿易協定を結びました。)

かつて日本では、、農協が攻撃され農民の声も無視され、国論を2分するような激論があり、遂に2013年3月15日、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に日本が参加することを安倍政権は表明しました。そして同年4月に日本は、米、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖の原料などの重要5品目については、TPP交渉から除外段階的な関税撤廃も含めて認めないことを、国会決議を行った上でのTPP参加だったはずでしたが・・。「・・米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの農林水産物の重要品目について、引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象とすること。十年を超える期間をかけた段階的な関税撤廃も含め認めないこと。・・」第183回国会(平成 25 年 4 月 18 日参議院農林水産委員会決議 、平成 25 年 4 月 19 日衆議院農林水産委員会決議)

 

安倍政権は、重要5品目をTPP交渉の対象にして、一定の輸入緩和条件も受け入れて(国会決議にも反し)、アメリカに大幅な譲歩をして、合意することを決めてしまったようです。

しかし、安倍首相は10月5日夜、12カ国でのTPP交渉が大筋合意したことを受け、「農業分野でコメ、牛肉、豚肉など関税撤廃の例外をしっかり確保することができた」と、農民との誓いを破った、その大失政をまるで、成果のように真逆の説明をしたのです。それなのに、日本のマスコミは、なぜかこれを批判せず、「農業の美しい原風景を守っていくことは政治の責任だ」との安倍首相の意味のない美辞麗句を無批判に垂れ流しています。

安倍首相の宣伝を垂れ流すと言う点では、先の国連総会での演説報道もそうでした。「日本自身がこの先、PKOにもっと幅広く貢献することができるよう、最近、法制度を整えました」・・ これらの発言には、国連の安全保障理事会を改革し、日本が常任理事国になるという悲願の達成につなげる狙いがあります。・・・「私たちは国連を強くしたいと思っています。安保理改革を行い、そこで安保理常任理事国として世界の平和と繁栄に一層の貢献をする責任を果たしていく覚悟であります」演説を終え、会場から拍手を受けた安倍総理。ただ、こうした国際会議では恒例となっている二国間の会談は、狙い通りにはいきませんでした。・・との報道ですが、アジア・太平洋の今回の改選対象は現在ヨルダンが占めている1枠で、バングラディシュの棄権で10月の選挙は日本にとって対抗馬のいない“信任投票”となることがもう決まっていたのですから、安倍首相の国連演説の成果とは決してならず、ましてや、世論調査では8割の人が政府・与党の説明が不十分と感じる中で強行して成立させた安全保障関連法についての成果でもないはずなのですが・・・。

成果どころか、むしろネットなどでは、国連での安倍首相の演説が、中韓首脳の国連演説以上に欠席者が多かったことが話題となりました

   

                                                                                                      韓国演説      中国演説

なぜかガラガラの日本演説

 

一部の外交軍事専門家やジャーナリストによると、安倍首相は、ウルトラナショナリストで、日本でクーデター的独裁政治さえも強行してアメリカの属国的な側面を益々強化していく様子なので、世界中から、もう相手にされず、外交上形式的には握手をしても実態的にはアメリカの意向しだいで動くと無視されていて、世界各国の要人からも本当の情報が入らなくなっているのではないかと酷評する声が聞こえてくると言うひともいます。実際、安倍政権の本質はアメリカ傀儡と評するひとさえいます。最近安倍首相はGDP=国内総生産を600兆円にすることを目標に、経済最優先で政権運営に当たるといいはじめていますが、IMF報告によると、2014年のGDPは為替レート換算によると、米国17兆4160億㌦で、(水増しともハリボテとも批判されるも)中国は名目10兆3560億㌦で、(購買力平価(ppp)換算で見ると、中国のGDPは17兆6320億㌦となり、米国を超える規模です。)一方、日本のGDPは2014年4兆7700億㌦で、もう日本経済は第3位というも現在の成長率からすれば、アメリカや中国の水準から相対的に縮小し続けており安倍首相の目標にインパクトも新鮮さもありません。むしろ、安倍首相が言うべき日本の目標は、量や規模ではなく、高度な技術国=日本であり、質的に信頼される日本であり、社会的責任投資(SRI)のグローバルな流れに応えうる平和国家=日本であったはずなのですが・・・。

 

 

そして、ショッキングな報道が、中国外務省の洪磊副報道局長の9月30日の記者会見でした。中国内で「スパイ活動」をしたとして、日本人を5月に逮捕しており、日本政府には連絡もをしていたことを明らかにしたのです。安倍政権は、なぜ公表してこなかったのでしょうか?・・・・。

菅官房長官は同日、逮捕を認めたものの、なぜか「日本は、スパイ活動は絶対にしていない」と強く否定しました。(5月に3人の日本人が逮捕され、報道によると、民間人とは言え日本の公安当局に協力するエージェントでもあったようです。公の暴走は自衛隊だけではなかったようです。)

中国では、ウイグルテロ対策もあり国内外からの社会を揺るがす不安定要素を取り除くために、国内の取り締まりを異常に強化している時期です。昨年中国版NSC(国家安全保障会議)と例えられる外交、安全保障、警察、情報部門を統合する「中央国家安全委員会」が新たに設置され。国内の機密を探ったり、盗んだりする海外の団体・個人を逮捕できる法律「反スパイ法」も昨年定められ、これらの日本人は、この中国の反スパイ法・刑法を根拠にして、逮捕された様子です。

今後、どのような刑罰になるのか注目されますが、死刑判決がすぐ出る中国で、うかつな行動は命とりにもなりかねません。6月23日、広州市の日本総領事館に死刑執行の連絡があり、1972年の日中国交正常化以降で中国での日本人の死刑執行はもう6人目になっていますが、いづれも麻薬犯罪での死刑でした。現在、薬物犯罪に関わったとして中国で拘束されている日本人は、少なくとも43人に上るとみられます。最近話題になった、愛知県稲沢市議、桜木被告については、広州市中級人民法院は今年1月とされていた判決言い渡しの期限を3回にわたって延長し11月下旬まで延ばしてはいたのですが、(昨年稲沢市議会は全会一致で議員辞職勧告を決議しましたが、賢明にも辞職しなかった桜木議員ですが、9月の市議改選で桜木議員は立候補の届け出をしなかったため、9月30日に市議会の任期が満了し、もう市議の身分ではなくなりました。)やはり厳しい判決がでそうです。

 

 

明るい話題としては、海雲台で開かれた釜山国際映画祭でした。今年は、20回目の節目10月1日から10日、世界各国から招待された映画作品が上映されています。(75か国から304作品が招待)

開幕式の司会者は韓国のスター、ソン・ガンホとアフガニスタン女優のマリナ・ゴルバハーリさんでした。開幕式のレッドカーペットイベントには、オレンジのドレスで人気の汤唯(タンウェイ)が現れ注目をあつめました。

タンウェイは、2007年の初演映画ラストコーション(色,戒)がヴェネチア国際映画グランプリを受賞し、女優としても台湾金馬賞を受賞したのですが、戦時中の日本の協力者(漢奸)の愛人・女スパイ役で母親を日本人にもつ役柄や性描写などが中国では酷評されバッシングされたため、翌年から香港に女優活動の拠点を移しました。(いわば反日世論の犠牲者ともいえます。)

その後、タンウェイは韓国でも活動し、2010年製作の中韓合作映画「晩秋」のヒロイン役を演じ韓国では一躍有名になり、2011年、韓国のテレビ&映画賞「第47回ベクサン芸術大賞」で、女優最優秀演技賞(映画部門)を受賞。「青龍映画賞」では、晩秋の演技が韓国では外国人初の最優秀主演女優賞候補としてノミネートされました。2012年10月の釜山映画祭開幕式では俳優アン・ソンギと組んで海外俳優初の司会担当ともなり、中国語と流暢な英語を駆使して老練な司会進行も披露して話題を集めました。映画祭中の10月7日のハッピーバースデーも話題になりました。

(2012年釜山)

 数々のCMも話題になりました。2013年には主演した「北京遇上西雅圖」が中国大陸でヒット、2014年は主演した「黄金時代」が香港電影金像奨で作品賞を授賞・東京国際映画蔡でも上映されました。

そして、2014年夏に、撮影を通じて出会った、映画監督の韓国人(キム・テヨン監督)の家に突然嫁ぎ、習近平主席の訪韓時期にも合わさり、中国から韓国に嫁いだ女優として話題をさらいました。(韓国における中国人妻のステータス向上に大いに貢献もしたようです(*^。^*))

  今年2015年はアメリカ映画「ブラックハット」出演でハリウッド映画にも進出し、イタリアロケの中国映画「命中注定」の好演で話題になりました。

 


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