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金環日食

2012-05-22 23:58:40 | 日記

   (デジカメ・セピアモード)


 中国には、日食について数千年にわたる記録が残されています。古代中国では、占星術理論が信じられ、太陽は皇帝のシンボルで皆既日食は皇帝に対する警告でした。日食に、皇帝は精進料理を食べたり、宮殿で過ごすのを避け、太陽を救うための儀式を行いました。
 紀元前2100年頃、夏王朝では皆既日食を予想できなかったため、占星術士が責任を取らされ処刑された記録さえあります。占星術の影響で暦体系が整備され、日食に関する体系的な日付入りの記録が中国では紀元前719年頃から始まったと言われます。中国に限らず古代から太陽の現象は自然の異変にも繋がるとの直感的な認識が人類にはあったようです。

 太陽からの活動が高まり過ぎると、半導体製品が影響をうけ、人工衛星や原子力発電所などが影響を受ける可能性もあるとよく言われます。最近は温暖化等の影響よりも、太陽の活動自体に関心が高まっているようです。

 宇宙航空研究開発機構の太陽観測衛星「ひので」は、太陽の北極域で磁場が反転し始めた様子を観測したとかつて報道されました。太陽の北極、南極の磁場は約11年周期で反転することが知られていますが、予想時期より2年も早く、太陽の南極域では反転が見られないなど異例の様相を呈しており、太陽の磁場異変は地球の環境変動にもつながる恐れもあるといわれました。しかも、太陽活動の磁場の異常だけではなく「地球に到達する宇宙線の量が徐々に増加している」という現象も観測されているそうです。本来太陽が活発化すれば減っていくはずの宇宙線量が逆に増えている最近の現象は、太陽の活動が低下する冬眠期に突入しようとしているのではないかと考えられ、やがて地球には冷却期がやって来る可能性があると主張する人もいるようです。

 マヤ文明の予言では、2012年12月に太陽が異変を起こし、地球の人間は大いなる災難を受けるとの予言があるようですが、それは、全く根拠のない迷信の類であると思いますが、東北震災などで気になる予言ではあります。似たようなものに、かつてノストラダムスの大予言というのもありましたが(1999年7月滅亡説)結局何も起きませんでした。

予言といえば、多くの宗教には予言者が登場し、終末思想や心霊体験で民衆を迷わせ、排他性の強いものが多いのですが、科学の時代においても哲学的な要素については、学ぶべきものが多くあるようです。東北震災時の台湾仏教慈済基金からの見舞金に添えられた「自信と気力、そして勇気があれば、乗り越えられない難関はない」との言葉も、当時多くの被災者を励ましたと言われます。

 太陽だけでなく、中国では古代から月に関しても多くの観察がされています。また、中国や台湾や韓国やベトナムや日本では、秋節に月を愛でて祝う慣習が古代から共通してあります。

 


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