MADPAPAのポンコツ写真館

今だにPENTAX K-3iiとK-3をメイン機材として、飛騨の四季の風景と野鳥を撮ってるブログです。

PENTAXの新機種登場~♪

2017年01月26日 17時57分10秒 | 写真

RICOHイメージングのPENTAXブランドから新機種が発売となりましたね~♪

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/kp/(リコペンホーム)

その名は「PENTAX KP」!

部分的マグネシウムボディに24.3MのAPS-Cセンサー&画像処理エンジンPRIME IV搭載で、最高I SO感度 819200なんて云うミドルレンジちょい下の一眼レフカメラです。


リコペンからメールが届いたときは「おぉぅ!新機種だ!スゲー!欲しいかも!」なんて大騒ぎしそうになりましたが、落ち着いてウェブカタログをよくよく見ますと「K-70」の上位機種って云う感じですね~・・・。

付属充電池もD-LI109(K-5~K-3Ⅱは容量の大きいD-LI90P)とK-30~K-70と同じ下位機種同等ですし、ペンタ部にはストロボ搭載で”GPS"機能が省かれていますし・・・。


とは云え、手ぶれ補正は5軸で5段分!

ISOなんて、K-3でも1600が私の感覚的ギリギリライン(K-5ⅡSは3200でもO.K!)だったのに、作例を見る限りでは12800でも常用で行けそうな気が!

廉価版のSR(シェイクリダクション)も、ただの「SR」から「SRⅡ」へと進化してますので、センサーのゴミ取り機能も倍増!!!

連写の秒間コマ数は7枚。これはちょいと微妙です・・・^^;

(サクサクっと9~10枚行ってくれると嬉しかったんですが・・・。)

 

さらに云えば、これまで使いやすかった「前後ダイヤル」のうち、前ダイヤルが縦型に変化してる!

これって使いやすいんでしょうか・・・?

今までのペンタに慣れた人だと「なんじゃコレ?」ってなりそうな気がします・・・^^;

 

なにはともあれ、「ミドル機」よりチョイ下で、「エントリー機」よりは遥かに上な感じな「KP」。

(KPってネーミングは、私的にはキロポスト(道路上の所用都市まで後何キロ?)って云う感じがしてアレですが・・・^^;)

これまでのハイエントリー機の「K-二桁機」よりは、グッと素敵なカメラであると感じます。(バッテリーグリップ(D-BG7)のオプションも選択できるようですし!)

ただね、「で、買うの?」と聞かれれば、「買わないんだろうな~。」な機種でもあります。

 

私の現在の手持ち機種は、「K-3」と「K-5ⅡS」。

高ISO値でのノイズに悩まされてるので、高ISO耐性が強そうな当機種には食指が動かないわけではないのですけれど、やはり待ちたいのは「K-3Ⅱ」の純然たる後継機!!!

APS-C最高機種たるニコンの”D500”とは云わなくてもせめて”D7200"の高感度耐性と動き物耐性を超える機種が、PENTAXブランドで出て欲しい!

(後、切実に願うのが「廉価な超望遠レンズ」(ニコンで云えば200-500とかSIGMAで云えば150-600)を出して欲しい!!!)

 

リコペン(PENTAX)の最大の「CNの対する魅力半減」な部分って、サードパーティ製レンズの少なさと純正レンズの「わけの分からないラインナップ」だと感じます。(カメラは最高ですし!(動き物に弱い部分をなんとかしてくれれば!)まぁ、C&Nほど売れてないってのが最大の理由だとは理解していますけれども・・・。)

純正レンズは確かに、素晴らしいものが他社に比較して多くあると感じます!

が!「必要とされてる超望遠域のレンズがサードパーティ製含めてまるでない!」・・・。

戦略的にもどうかと感じます。

ペンタキシアンは風景やポートレートだけ撮れば良いんじゃ!って云うスタンスに徹してな社風ならばそれで良いのですが、どうもそうではない様子。

 

まぁ、何はともあれ、PENTAXブランドとして新たな機種が出てきたことには嬉しさや感動があります!

このKP、多分我がK-3よりは大いに優れた機種なのでしょう。

でも、「なんちゃってペンタファン」な私の食指が動かなかった機種でもあります。