昨日、12月10日(火曜日)。
いよいよ「抗がん剤治療」が始まりました。
「CAPOXカポックス」とか「XEROXゼロックス」とかいう治療法でして、3週間ワンセットで4セットやるとのこと。
ワンセットの内訳は。
初日に吐き気止めと「オキサリプラチン」と言う点滴静注液を約3時間かけて点滴。
その後朝晩二回(初日は晩のみ)(ラスト日は朝のみ)の「カペシタビン」と言う経口薬を2週間服用。
一週間はお休み。
こんな感じがワンセット。
朝9時過ぎから始まりまして、終わったのがお昼過ぎ・・・。
オキサリプラチンの溶解用としてブドウ糖注射液を500mlも入れるので、トイレが近い近い!
3回ほどおしっこに行きましたし・・・^^;
更には点滴時間が長いので暇で暇で。
院内WiFiが使えるので、スマホでニュース観たり漫画読んだりしていましたが、長時間だと流石に目がちかちかしちゃうので結構つらかったですね~。
(次回は来年の1月7日なので、今度は本を持っていこうと思っています^^v)
で、お昼過ぎに初回の点滴が終わりまして、お会計。
今回は3割負担で10160円也。
但し!前回採取した検体検査の費用も有ったのでこちらが18000円とバカ高!!!
へそくり出して何とか支払ってきましたよ!
そして処方箋もらって外部の薬局で今夜から飲む経口抗がん剤や下痢止めや嘔吐止めや皮膚乾燥防止のローションやらを買いに。
たまたま帰る方向にあった薬局を指定して、病院内で処方箋をFAXしてもらいました。
ここまでは副作用なんて全く出ていなかったんですが、病院から外へ出た途端!副作用が発現!!!
両手の指先が馬鹿みたいにしびれる!しかも差すような痛みを伴って。
両耳も千切れるほど冷たくて、なんじゃこりゃ!な感じ。
車に戻ってコーヒーを飲んでみたら飲み込み難いし、下の感覚もオカシイ!
更には冷えたコーヒーだったので氷を飲んでる程冷たく感じ・・・。
「おぉ~!これが副作用って云う奴か!とんでもないな!」なんてのんきな感想・・・^^;
車のヒーターが温まってきたらば徐々に副作用も収まり、体が温まれば問題なし!と実感。
その後、薬局に着いてしばらく待っていると、「すみません!肝心なお薬が在庫切れでして、30分くらいお待ちいただかなくてはいけないのですがよろしいですか?」とのこと!
特に急いでもいないので了承したのですが、「何とか3日分だけ確保できましたので、残りはご自宅へお届けするということでよろしいですか?もちろん送料は当社が負担です。」とのことだったので、」これも了承。
その薬剤師さんがおもむろに自転車に飛び乗りどこかへ行っちゃいましたし!
たぶん近所の別の薬局へ薬を調達しに行ったんでしょうね・・・^^;
待つこと暫し。
息を切らせつつ帰ってきた薬剤師さん。
約三日分のカペシタビンとその他の薬を買って、ようやく帰宅。
(ちなみにお薬は全部ジェネリックにしましたので4050円で済みました。)
遅めの昼食を食べ、常温の水を飲んでみたらば!
口に入れた途端シャーベット噛んでるような冷たさ!
ぬるま湯だと問題なし。
ドアノブに触ると指先がしびれだし、温めると収まる。
色々試してみましたが、なるべくなんでも温めろってことだと納得。
声もかすれてきましたが、3時間ほど経つと収まってきましたし、副作用としては軽めに出てるんじゃないかと感じています。
今日12月11日は仕事に行ってきましたけど、ちょっと動くと息切れしたり、手が冷たくなるとしびれてきたり、顔がちょっとほこほこしたりはありましたけど何とか仕事はできそうですね^^v
抗がん剤治療開始から5日。
初っ端に一通りの副作用が出てびっくりしましたが、一番顕著に表れると云われてる「嘔吐と下痢」は全くなし^^v
冷たさに敏感なのも手と喉と顔回りだけでして、足には出ていません。
一番困ったのが「便秘」。
快便な私でしたので、一日でないだけでも辛くなります。それが丸三日!
流石に金曜に下剤を処方してもらい、昨日お昼ごろにようやく開通~!
後はすこぶる元気でして、各所で「本当に癌なの?」と聞かれる始末です^^♪
チョウキチさん始め、いろんな方々から頂くエールに大いに感謝しています。そのエールにお応えするためにも必ず一番良い方向に根治させますので、今後も見守って頂けると幸いですm(__)m
これからもずっと応援しています。
本格的な寒さがやってきましたから、くれぐれも気を付けてください。
やたらと検査検査でなんの治療もしていないのにお金ばっかり掛かって嫌になっていましたが、ようやく治療開始となってホッとしています。
「前向き」というより「能天気」と言った方がせいかもしれない私ですけど、このようなエールを頂けると更に心は元気になってきます^^v
嬉しいエールに感謝です!
手術回避で治療できる抗がん剤治療、いいんじゃない!?
なんて考えていましたが、どっちも地獄でした!みたいな...(- -;)
いやあ生々しいレポートありがとうございます...
薬の種類によっては、毛が抜けたりすると聞いたことがありますが、
日常生活に影響がでる変化は、やっぱり大変そう(-人-)ナムナム
先週からここ大阪も空気が冷えて、自転車で「さぶいさぶいさぶい!」とつい口にしながら走ってますw
もっともそちらは豪雪地帯ですので、雪がない大阪なんて南国扱いかもしれません(苦笑
ともあれ、しばらくの間は副作用との共存生活。なるべく早く慣れて身体と精神への負担が軽くなりますように。
抗がん剤で見た目の癌が消えていても、手術はするそうです・・・。
抗がん剤一番の目的は「癌を小さくして手術の困難度を下げること」と「肛門の温存率を上げること」「癌の再発を防ぐこと」だそうです。
でも、毛はなかなか抜けないそうですし(^^;)、数パーセントの確率で手術回避もなくはないらしいですので、それに賭けています!
副作用も結構軽い方みたいですし、「二人に一人が癌患者時代」な昨今。
「治療にクソ金のかかる風邪みたいなもの」と楽観視して笑顔で根治させる所存です^^v