一碧星究

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中秋の名月と細い環の土星

2024-09-18 20:01:58 | 土星
9月17日 満月に近い月齢14.0の月に望遠鏡を向けて久々に月を見た後、
9月9日に衝となった直後・月に最接近・そして環消失半年前の細い環の土星が見えた。
東の地平線近くには木星が見える。2020年の木星土星大接近から4年経過し、土星とはかなり離れた。

環の傾きが大きい頃の土星の明るさが約0等なのに対し、今回の時点では0.6等。
2025年3月の環消失は土星における秋分によって起こる(土星の秋分の時の位置はみずがめ座~うお座)。
一方で合の時期なので観望は困難。

今日9月18日東京で最も遅い猛暑日。暑い。
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おとめ座β星ザビヤバ3.6等の食

2024-06-15 19:58:54 | 天体観測
6月14日 当日の月齢7.6。時折小さな雲が出るが概ね快晴。
22時33分(東京の予報)の潜入は観測場所適地がなくパス。
23時29分(東京の出現予報23時27分の2分後)危難の海を目印にして、月縁から少し離れた場所にあるのを視認確認。
明縁のため出現の瞬間は視認出来ず。
23時31分 月が建物の影に入る。僅か2分差ギリギリで見ることが出来た。
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太陽系天体質量を漢字数詞で表記

2024-02-21 19:52:18 | 天体観測
最近は特段の天文現象観望などがないため、適当な穴埋めネタを投下。

天体名 漢字数詞質量 密度
太陽 1989秭t 1.41 g/cm3
水星 3垓3010京t 5.43 g/cm3
金星 48垓6730京t 5.24 g/cm3
地球 59垓7200京t 5.51 g/cm3
火星 6垓4171京t 3.93 g/cm3
木星 1秭8986垓t1.33 g/cm3
土星 5688垓t 0.70 g/cm3
天王星 868垓t 1.27 g/cm3
海王星1024垓t 1.64 g/cm3
(太陽と惑星は質量と密度の項目のみに絞って掲載)

衛星 (地球)月 (火星)フォボス (火星)ダイモス
平均公転半径38万4400km9376km2万3458km
公転周期27日7時間43分7時間39分1日6時間18分
直径3474km22km12km
質量7348京t13兆t1兆8000億t
平均密度3.34g/cm31.87g/cm31.47g/cm3

ガリレオ衛星 イオ エウロパ ガニメデ カリスト
平均公転半径42万km67万km107万km188万km
公転周期1日18時間28分3日13時間14分7日3時間43分16日16時間32分
直径3643km3203km5262km4821km
質量8940京t4800京t1垓4820京t1垓0760京t
平均密度3.53g/cm33.01g/cm31.94g/cm31.85g/cm3

土星七衛星 ミマス エンケラドゥス テティス ディオネ レア タイタン イアペトゥス
軌道長半径19万km24万km29万km38万km53万km122万km356万km
公転周期22時間40分1日8時間53分1日21時間18分2日17時間41分4日12時間25分15日22時間41分79日8時間
直径396km504km1062km1123km1528km5150km1469km
質量3京7493兆t10京8022兆t61京7449兆t109京5452兆t230京6518兆t1垓3452京t180京5635兆t
平均密度1.15g/cm31.61g/cm30.98g/cm31.48g/cm31.24g/cm31.88g/cm31.09g/cm3

天王星五衛星 ミランダ アリエル ウンブリエル チタニア オベロン
軌道長半径13万km19万km27万km44万km58万km
公転周期1日9時間55分2日12時間29分4日3時間28分8日16時間56分13日11時間07分
直径472km1158km1169km1578km1523km
質量6京5900兆t135京t117京t353京t301京t
平均密度1.20g/cm31.59g/cm31.39g/cm31.71g/cm31.63g/cm3

海王星の主な衛星 プロテウス トリトン ネレイド
軌道長半径12万km35万km551万km
公転周期1日2時間56分5日21時間02分360日
直径420km2715km340km
質量4京4000兆t2140京t3京1000兆t
平均密度1.3g/cm33.06g/cm31.5g/cm3

冥王星系 冥王星 カロン
軌道半径長半径39au平均1万9571km
公転周期247.74年6日9時間18分
直径2370km1208km
質量1300京t152京t
平均密度1.85g/cm31.63g/cm3

*各表とも、漢字数詞表記とする関係で質量の下桁にゼロが続くものがありますが、有効数字ではありません。
*参考文献:ウィキペディア
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部分月食何とか見えた

2023-10-29 19:33:19 | 日食月食

4時 目覚まし時計で起床 半影食の段階、嵐の大洋付近が僅かに暗く見えるような感じがする。
(獅子座付近には10月24日西方最大離角直後の金星)
4時15分 雲に隠れる。4時35分本影食開始は見られず。
4時40分~4時55分 この間のみ雲が切れて見られた。兎模様頭部が地平線側を向く月の視野上左側のティコ付近が欠けている。
5時00分に木星が雲から出たのでこちらを観望。ガリレオ衛星が2星ずつ木星の両側に見える。
この後は分厚い雲が空を覆って終了。5時14分の食最大は見られず。

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金星内合4日前

2023-08-11 19:28:22 | 金星

2023-8-11
内合前日、快晴だが太陽が建物に隠れる前で、空が眩しく流石に無理。
太陽が沈む前だったので、久々に太陽を紙に投影して簡易観望(ハイゲンレンズ使用)黒点群を大まかに3つ確認。

2023-8-9
内合3日前の今日は曇天。
今回(2023年8月)と前回(2022年1月)の金星内合まとめ
- 2022年1月・太陽の北側で金星が遅く沈む・太陽との間隔は比較的狭い
- 2023年8月・太陽の南側で金星が早く沈む・太陽との間隔は比較的広い
肉眼で見るときは、太陽との間隔は狭くても金星が遅く沈む(太陽に先に沈んでもらう)方が良いが、
望遠鏡で見るときは、金星が早く沈んでも太陽との間隔が広い方が良さげな感じ。
当地西側にある建物の状況などを勘案すると、前回と今回はどちらも当地的に条件が良かった。

2023-8-8
薄雲が多かったが今日も望遠鏡で見られた。
(タイトルを金星内合4日前に改題)
今回の金星は太陽の南側にあり早く沈むため、2022年1月内合時よりも見にくいが、太陽の沈む位置に多少高めの建物がある好条件もあり、内合4日前まで見ることができた。

2023-8-7
前回7月30日に見て以降、夕方曇天雨天、8月5日・6日両日は雲に隙間があったものの見えず、半ば諦めていたが、
8月7日、前に見た時の建物位置関係をもとに、望遠鏡でのみだが8日ぶりに見ることができた。19時頃から雨、ギリギリの天気タイミングだった。
2022年1月の内合は寒かった分太平洋側の乾燥した冬晴れに恵まれた。今回の西の空の開けた場所移動は、雲が多いことや、暑さや蚊の問題もあるので取りやめ。

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