一碧星究

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皆既月食×天王星食 同時天文現象

2022-11-09 20:15:12 | 日食月食

部分食直前の濃い半影食がかすかに見える時点から快晴。土星・木星・後で昇る火星も良く見える。
19時頃(皆既予報19時17分)肉眼で本影部分の赤銅色やおひつじ座二星など恒星が見え、
望遠鏡でようやく天王星や周囲の恒星が見え始める(使用機材:SKYDREAM GX5000 D115mm)。
皆既中の19時29分にまず恒星が雨の海付近で潜入、19時34分別の恒星がティコクレーター付近で出現した後、

いよいよ天王星の潜入。
天王星潜入東京の予報20時41分・皆既終了予報20時42分とほぼ同じ。
20時36分に恒星出現(ティコ付近・19時29分潜入の恒星の可能性)を見た後、
184倍レンズの交換に手間取りピントが若干甘くなったものの、赤銅色の月縁でスーっと消えていくのが見えた。大体の時刻で20時40分50秒頃。

月の明るさが戻るのを見ながら待機、月の明るい部分を視野外に出しながら、今度は46倍レンズで本影月縁からの天王星出現が見えた。大体の時刻21時21分50秒頃。
部分食終了直前、地球の影の円弧の延長線をガイドとすることで、かすかな見え味になった天王星が見える。
そして部分食終わり、更にかすかにしか見えなくなった天王星を見て終了。


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