ハマスの攻撃によってイスラエルはガザ地区に非人道的とも言える侵攻を行っている。イスラエルの侵攻意図は攻撃によってハマスの絶滅を考えているだろうが、恐らくその考えは達成されないだろう。今回の非人道的な攻撃に対して世界的に避難の声が上がっているが、そういう声に対してイスラエルの高官は「アメリカだって戦争を終わらせるために日本に原爆を投下したではないか」と言っているようだが、認識が甘いとしか言いようがない。日本は仏教国であり儒教の影響を色濃く受けた国であるという事を失念している。アメリカのブッシュ元大統領がイラクに侵攻した際にも似たような事を言った。侵攻後は日本占領後の統治方式でやればいいと。だが、その考えは脆くも外れ、統治とは名ばかりの状態にイラクを追いやり、アメリカは手を引かざる負えなかった。イスラム教を信じる中東の国は日本のような東洋の辺境にある仏教国とは違う。イスラエルはその事を失念している。イスラエルのような行動はハマスを根絶やしにしたとしても、次のハマスを生み出すだけだ。今までののように戦いが延々とと続き終わる事がないだろう。約2000年前にローマがユダヤ王国を滅ぼした理由が分かる。今のような戦い方をしていれば2000年後も戦いの中にいるだろう。