有為の深山

日々の徒然由無し事

日本の食料自給率

2005-04-17 | 有為深山の床屋政談
日本の食糧自給率は40%だそうだ。外国からの輸入が途絶えたら2人に1人は死ななければいけないという数字だそうだ。
自給率といっても色々あるようで、

独立行政法人 農林水産消費技術センターのHPには
http://www.cfqlcs.go.jp/administrative_information/public_relations_magazine/kouhousi/question_and_answer_of_food/qa49.htm
①品目別自給率(重量ベースの自給率)
 国民に供給された食料について、それぞれの品目ごとの量のうち、該当する品目の国内で生産
 された割合。(平成10年度 米:95%,小麦:9%,肉類:55%など)
②穀物自給率(重量ベースの自給率)
 国民に供給された穀物(米、麦など食用の穀物の他,とうもろこしなど飼料用の穀物も含む)
 の量のうち、国内で生産された量の割合。(平成10年度27%)
③供給熱量自給率(カロリーベースの自給率)
 国民に供給された食料の総熱量のうち、国内で生産された食料の熱量の割合。畜産物について
 は、飼料の大部分を輸入穀物に依存しているので,供給熱量自給率を算出する際に,飼料自給
 率をかけて輸入飼料による供給熱量部分を除いている。(平成10年度40%)

とある。
単純に言えば農政の失策と言うしかない。失策というにはあまりにも大きいかもしれない。
ソ連が崩壊したのもアメリカによる食料を基本とした戦略経済政策に敗れたからに他ならない。
日本の食料安全保障は非常に脆い面を抱えていると言わざる得ない。