国民無視の政治迷走

前回、投稿してから半年以上になってしまったが、その間に東日本大震災という大災害が発生して閉塞状況の日本に、更に災害復旧という難題が加わった。

それなのに、あ～ぁ、それなのに、内閣不信任案提出ということになってしまった。
内閣総理大臣菅直人に問題があるといっても、総理大臣の座から引き摺り下ろす必要があるのだろうか。
問題がない総理大臣がかつていただろうか？
今この時期に、なぜ菅直人に対して内閣不信任案なのか？
疑問ばかりだ。この時期にと思うと疑問を通り越して憤りさえ湧く。

菅直人は、総理辞任の意向を固めたらしい。
また総理が変わるのだ。うんざりである。
日本はデフレ状況から脱することも出来ない中、待ったなしの政策を打っていかなければならないのに、この大災害の復興事業が加わった。
政治に停滞や空白など許されない。
内閣不信任案で国会を止めてはいけないのだ。

内閣不信任案を提出した野党自民、公明は、政治的に協力も出来ないし、協力しないことで国民からの批判を受けるのなら、パフォーマンスとして内閣不信任を突きつけたような感じを受ける。
菅直人を引き摺り降ろしたからといって方策があるわけでもないようである。
本当にいい加減だ。
国民の方を一切向いていない。怒りが湧く。ここまで腐れていると思わなかった。

民主党の小沢グループと呼ばれている連中にしてもそうだ。
自分たちの立場が主流から外れて仕事をさせてもらえないから反旗を翻しているようにしか見えない。
災害前から、そういう行動・発言が多かったので、今回、菅直人では復興政策にもたつきがあるというのは単なる理由付けだろうとも思える。
政策よりは政局だ、それしか俺たちにはやることがない、という風に見える。

野党自民公明も民主小沢グループも本当に国民の方に向いているのか？、本当に災害地の人を考えて行動しているのか？