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MBSR(マインドフルネスストレス低減法)認定講師(IMA/ドイツ , IMCJ/日本)、ヒューマンスキル研修講師のマグノリアです。
マインドフルネスやコミュニケーションについて、ブログに綴っています。
画像は東京丸の内の中通りです。
私の大好きな場所。
今の季節は街路の緑も濃くて、本当に気持ちが良いです❤
このところマインドフルネスについての内容が多かったのですが、本日はコミュニケーションについて。
コミュニケーションに関わる研修を行っている私ですが、実は頭を悩ませているのが『奥様』問題。
『お宅のご主人様はなんて仰ってるの?』
『奥様は今日はご自宅にいらっしゃいますか?』
などと、話し相手の配偶者をさすことばにはジェンダー問題が絡みます。いろいろと配慮が求められますね。
自分の家族について公の場で話す時は
「わたくしの夫」「わたくしの配偶者」などと言っていますが、時と場合によっては「主人が…」と言うことも。
どう言うべきか!
というより、その場のコミュニケーションをスムーズにする為に、状況に合わせたいと考えているので、時に『主人』という表現も柔軟に使っています。
しかし、研修講師として”あるべき姿”をご提示する必要があるのも事実。
自治体や官庁の接遇研修では、夫・妻にかかわらず『配偶者様』と使いましょうとお示ししていますし、民間の接客サービス研修では”一般的に”『ご主人様・奥様』です。
あるいは『配偶者様』も使いましょう、とお伝えします。
(公的機関は徹底しています。研修でご指導する以前に、職場でしっかり教育されています)
今や、ご夫婦でバリバリ対等にお仕事をしていて、家事も育児もスマートに分担している皆様は、もはや特別な存在ではありません。
そのような方に『ご主人・奥様』と使うことにモヤモヤが生じるのも無理からぬこと。
今の時代にふさわしい呼称はないものだろうか。
『夫』はあるにはあります。
御夫君(様)は、私も日常的に使っています。ちょっと堅苦しいけれど、目上の方や改まった場所では積極的に使います。しかし『妻』に相当する呼称は?
ご令室
令夫人
ご令室はどちらかと言えばお悔やみの席で用いますので、日常的には使いにくいですし、令夫人は「口語」としては堅苦しい。
お手紙の際に使うほうが自然です。
文学好きな親しい間柄の方には、少しユーモアを交えて
「背の君はお元気?」
とか
「妹背様はお元気ですか?」
などと言ったりもしますが。まぁ、これは特例中の特例。
皆様はどうされているのでしょうか?
是非よろしきお知恵を御授けください♪
今日もお読みいただきありがとうございました。
言葉とは本当に難しいものですね、、
日本語は特に一つの物にしてもたくさんの言い方があって、知識の乏しい私には考えも及ばない言葉が数知れずあります、、
質問のお応えにはなっていませんが、
時代と共に夫婦の形も変わり、女性の社会進出や夫婦別姓、、様々な事を意識して言葉を選ばなければならない、、
大変な事ですね なかなか難しい事です😓
ありがとうございます。
社会の変化に伴って言葉も変化するものですよね。
そして今の時代は社会変化のスピードが早い!さらに情報の拡散スピードも激早です!!
言葉狩りのような側面もあり、とても気を使いますね。
いつもありがとうございます。
マグノリア
雑談の中で奥さんについての呼称は、ひとそれぞれですよね。
私の周りで考えてみると「うちの奥さん」がダントツの一位です。以下「うちの嫁 」、「うちの家内(年配者に多い)」、「うちの妻」ですね(独自調査)。「うちのワイフ」という人はさすがにいません。
ただし、これは親しい仲間内の中での会話です。
例えば来客された方に対し、その方の奥さんの話しをする時は、「〇〇さんの奥さんは~?」が圧倒的に多いと思います。
ただ、今回のブログを拝見すると「〇〇さんの配偶者の方は~」や「〇〇さんのパートナーの方は~」が公的には好ましいように感じました。
ただ、相手とある程度、信頼関係を築けた場合は「〇〇さんの奥さんは~」などを使った方が親密さは増しそうです。
すいません、長文になってしまいました。
コメントありがとうございます。
”マインドフルネスと禅”の関係については、よく質問を受けるので、大変良いきっかけをいただきました。ありがとうございます。
セクシャルハラスメントの危険性があるとして、性的役割の押しつけとなり得る表現は避ける必要があります。
男らしくシャキッとしろ!
とか
女らしく控えめに
とか。
↑
かつて元総理が「会議に女性が入ると云々。弁えて云々」と発言して物議を醸しました。
その延長で、妻の立場にある女性を
奥・家内と表現すると「女性=家の中で引っ込んでるべき」「女性=家で家事に勤しむべし」という役割がチラチラ見え隠れしてくるのです。
(そんな意図を持って発言していないことはわかりますが)
難しいのは、セクハラの定義の一つに
『発言者、行為者の意図や思惑に関わらず、その発言・行為の受け手が強い不快感を感じた時にセクシャルハラスメントとなり得る』があります。
ここが大変厄介なんです。
結婚している女性に対するスマートな呼称、何か良きものがないかしら…?本当に悩ましい💦
いつもありがとうございます。
マグノリア
対応した際にこの記事を思い出し、最初は旦那さんについて「パートナーさんは~」と使ってみました。奥さんが「うちの旦那が~」と言ってたのでそれ以降は「旦那さんは~」と相手に合わせました。
導入時に「パートナーさんは~」と使うのが、思いの外しっくりきたので、コメントしてみました。
いつもありがとうございます。
『旦那さん』という呼称もよく耳にしますね。自分の夫をさしたり、話し相手の夫をさしたり。
Oxford languageによれば、旦那=成人男性への軽い敬称とのこと。
旦那の対義語は『家内』『カミさん』あたりでしょうか。何れにしても、身内に対する呼称であり、他人様のご夫人に使えませんね。
パートナー制度や同性婚を考えると、夫&妻(男&女)と区別せず配偶者様・パートナー様とした方が迷いがないのかもしれません。
20代、30代の若い世代の方が抵抗なく受け入れられる表現。もう少し模索します。
ありがとうございます。
マグノリア