山好人の靴跡

山歩きで気に入った風景、野草などの備忘録です。

再挑戦の赤石岳

2019-08-11 23:02:50 | 山歩き
2019年8月3日(土)~5日(月)

2015年に赤石岳から荒川三山を縦走する計画を立てましたが、同行者の体調不良で
途中で引き返したため悪沢岳(荒川東岳)のみしか行けませんでした。
今回4年ぶりに赤石岳に行く計画を立て、実行することができました。

1日目は樹林帯の中の急登、よる年波を感じながら登りました。


ウメガサソウを発見


シャクジョウソウかな、ギンリョウソウも沢山ありました


ラッパ形のキノコ、図鑑で見るとウスタケ(毒)らしい


丸っこくて可愛い幼菌、テングダケの仲間?
他にもキノコは沢山出ていました


ランの仲間も数種見かけました
これはコイチヨウラン

2日目快晴


小屋のすぐ上の展望地から見た赤石岳


小屋から1時間ほど登った富士見平から富士山、ですが大分霞んで見えています


同じく富士見平から赤石岳
大きくなって来ましたね


富士見平からは中腹をトラバースです
色々な花が咲いていました
これはタカネグンナイフウロ


カール地形の急登を登りあと少しで稜線という所


お馴染みのシコタンソウ、花びらの赤い斑点がトレードマークです


南ア南部の盟主、赤石岳到着です
ようやく山頂に立てました


南側には2014年に行った聖岳


北側には2015年に行った悪沢岳を含む荒川三山(手前は小赤石岳)


小赤石岳にも寄りました
標柱の文字はよくわかりませんが・・・


小赤石岳から赤石岳を望む

3日目も快晴
出来る事なら縦走したかったのですが、下山します。


小屋にヘリが荷物を運んできました
ホバリングして荷物を降ろします


飛び去るヘリを赤石岳をバックにして撮りました
不要物を持ち帰ります

さらば赤石岳!!

























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































憧れの石鎚山へ

2019-05-19 12:45:12 | 山歩き
2019年5月12日(日)


前々から来たかった石鎚山の登山口近くにいます。
今日もいい天気、宿の窓から見える石鎚山です。


下に見える石鎚神社遙拝殿の奥に聳え立つ石鎚山


登山口から歩き始めると、先ずショウジョウバカマ、そして美しいスミレ(ヒナスミレ?)が目に留まりました。


しばらく歩くと登山道横にミソサザイがお出迎えです。


ベンチ1まで来ると石鎚山山頂部の岩峰が見えてきました。


山頂部が段々と大きくなってきます。


アケボノツツジもあちらこちらに咲いています。


山頂岩峰の下を通過していきます。

表参道コースと合流し、名高い鎖を登ります。
二ノ鎖、三ノ鎖と登りますが、二ノ鎖で少々苦戦、三ノ鎖は少し慣れたのか難なく通過です。

三ノ鎖


三ノ鎖を見下ろす

山頂弥山にある石鎚神社奥宮に到着しお参りしました。
さて、少し休んだら天狗岳を往復です。

弥山にある方位盤(山座同定盤)


お馴染みの少しオーバーハングした天狗岳の写真です。


天狗岳側から見た石鎚神社奥宮


天狗岳から瓶ヶ森方面を見る
左奥に昨日行った西赤石山のある赤石山系がみえています。

天狗岳から戻り始めて、弥山の近くになって山頂の写真を撮るのを忘れたことに気がつきましたが、
登山者が増えて来たこともあり今回は諦めることにしました。

帰りは風景を楽しみながらゆっくりと下りました。

今回が初めての四国の山、すっかり気に入りました。
この間の晴天に感謝、そしてこれから楽しみな温泉と懐石料理が待つ宿に向かいます。

アケボノツツジ咲く西赤石山

2019-05-19 12:19:18 | 山歩き
2019年5月11日(土)


8ヵ月ぶりの投稿となります。
この間、山には行っていなかった訳ではなく記事にするような記録を余り残していなかったのが
一番の原因かと、自分を納得させています。
これからも間は開くかもしれませんが、投稿は続けたいと思いますのでよろしくお願いします。

さて、5月10日から13日まで四国に遠征して西赤石山、石鎚山に登り、前後2日で
ついでに村上海賊ゆかりの島と松山城を観光してきました。
その中で今回は山の記録を投稿します。

新居浜のビジネスホテルに一泊した翌日、登山口である東平(とうなる)まで車で入り
登山者用の駐車場に止めて登り始めました。
アケボノツツジで有名な山なので満開を期待して登り始めました。


周辺の案内図です。馬の背コースから登ります。
この辺り一帯は別子銅山の遺構が色々残っています。


第三通洞 ─── かつてはここから工夫たちが入山していったのでしょうか。


馬の背コースへの分岐点

分岐から1時間ほど登った所にまた分岐があり、間違えて新大平抗の方に行ってしまい30分ほどのロス。


新大平抗跡にあったヒカゲツツジの群落

分岐まで戻り、反対側に少し歩いたところの銅山峰と書かれた小さな標識方向に登ります。


開けた所から西赤石山方面、山肌がうすくピンクに色づいています。
これは、期待できるかも。


銅山越と呼ばれる峠、反対側から田浦登山口からの道が合流します。


稜線をしばらく行くと萌えぎ始めた山肌が ─── このピンクはミツバツツジのようです。


登山道には所々に小さな花々が咲いています。

しかし、登山道からはアケボノツツジがあまり見えません。
両側は笹が茂っていて斜面が見えないからと思われます。


他の登山者に教えてもらった斜面を望める展望地から
ようやく遠くから見た風景の一部が望めました。


銅山越から2時間ほどかかって山頂に到着です。


今回一番の眺望

山頂から少し下った所のカブト岩から見たアケボノツツジは圧巻でした。
でも、地元の登山者によると今年は並みの花付きらしいです。


下山途中には鉄道跡の水平な道を歩きます。
ここにも可愛いワチガイソウなどの花が咲いていました。


ようやく第三変電所跡のある所まできました。

駐車場に戻り、今日中に石鎚山の登山口近くの宿に向かいます。



畑薙から光岳へ(復路)

2018-09-02 18:33:17 | 山歩き
2018年8月27日(月)、28日(火)

今日は横窪沢小屋まで下ります。
早めに出発して再度イザルヶ岳に寄ります。


イザルヶ岳より光小屋

どうも復路の方が往路より登りがきついようです。
特に希望峰への登りは大変で、CTの2倍ほどかかってしまいました。
ここのCTはきつすぎ、よる年波もあるのでしょうが。
希望峰で昼食を済ませて歩き始めると、思いがけない好展望地でした。


茶臼岳と上河内岳


富士山
今日は少々雲があります


茶臼岳


兎岳と聖岳

往路でも気になっていたのですが、バイケイソウの上の部分がすべてちょん切れているのです。
それで、小屋の管理人さんに聞いたところシカの仕業とのこと。
バイケイソウは毒があるのでシカは食べないと思っていたのですが、若芽は毒が無いのでしょうか?


上部の茎が無いバイケイソウ


光岳とはここでお別れ


茶臼岳が近くなってきました


聖岳と奥に赤石岳、荒川岳(多分)
茶臼岳の頂上直下から


再び茶臼岳山頂

茶臼山頂では聖平から光岳を12時間で往復して来た若者に出会いました。
今日中に下山するようです。ああ、若さが欲しいです。
茶臼岳から横窪沢小屋の下りも結構時間がかかり、小屋には16:00過ぎに到着しました。

翌朝も時間に余裕を見て6時前に小屋を出発しました。


ヤマジノホトトギス?
花びらの模様が少ないので白花のよう


ようやく畑薙大吊橋に、無事下山です

畑薙から光岳へ(往路)

2018-09-02 18:03:51 | 山歩き
2018年8月25日(土)、26日(日)

8月最後の週末、台風20号が通過したので前々から行きたかった光岳に静岡県側から登りました。
しかし、登山を開始するまでは前日夜のゲリラ豪雨から当日早朝まで雨が降り続いていました。
ようやく7時過ぎに雲が切れ、晴れてきたので登ることにしたのでした。

登山口から昨夜来の雨で激しい沢の流れを何度か吊り橋で渡り、標高差1,450mの急登を
喘ぎながら必死に登りました。
標高1,700m位から晴れていた天気が一変、小雨が降りだしてきました。
明るいうちに小屋に着けるのだろうか、一抹の不安も。
それから2時間半、ようやく茶臼小屋に到着できたのは16:30でした。
出発時間が遅く寝不足とは言え、よる年波でしょうか。

そういう訳で、写真は2日目の朝からです。ガスも晴れてきて天気は良さそうです。

日の出前の富士山


遅く到着してご迷惑をおかけした茶臼小屋


茶臼山頂、天気は良いが風が強い


茶臼からは順調に歩を進め仁田岳に寄る、360度の眺望


富士山が近い


光岳方面
小屋が見えているのですがこのサイズの写真では分からないですね


セリバシオガマ
花は終わってしまったのか、あまり見つかりません


ダイモンジソウ


易老岳
樹林の中の山頂

谷筋の長いゴーロを登り切ってセンジヶ原という平らな所は木道の上を歩きます。
木道の両側はデコボコした亀甲状土になっています。

光小屋へ

小屋に着き、受付をしてから山頂に向かいます。

光岳山頂標識


光石の上
光石全体の写真はナシ、白っぽい岩の塊です


光石側から山頂を見る


光小屋とイザルヶ岳、富士山


夕食まで時間があるのでイザルヶ岳に向かいます


平らで広い山頂、360度の眺望です
今回の山行では一番です


聖岳、上河内岳と歩いてきた縦走路


そして、何と言っても富士山です