山好人の靴跡

山歩きで気に入った風景、野草などの備忘録です。

笠ヶ岳に再挑戦!!

2016-10-03 17:16:27 | 山歩き
2016年9月24日(土)~26日(月)

笠ヶ岳にはこの夏に登る予定でした。

しかし、焼岳を登った後に笠新道を往復するハードな計画に挫折、断念してしまいました。

今回は余裕を持って鏡平経由とし、2泊3日の予定でリベンジ、再挑戦することにしました。


1日目は終始曇り、時間が過ぐるにつれて山頂部は雲に隠れていきました。

そんな中、野草の咲き残りの花や実、そして、可愛らしい野鳥の幼鳥に出会いました。


ヤマハハコ


ゲンノショウコ

ここは岐阜県、西日本になるのかな


ウソ幼鳥


ゴゼンタチバナの実


2日目の朝は晴天を期待できる幕開けでしたが…




鏡平山荘、鏡池を見下ろす


いつの間にか全体がガスで覆われて見通しが効かなくなりました。

たまにガスがとれ近くの山は見えるようになると、すぐさままたガスに覆われる、その繰り返しです。


秩父平からの登りで見た人の顔のような岩


チングルマの葉の紅とネバリノギランのオレンジ


抜戸岳の山頂で一瞬青空が覗き、笠ヶ岳が見えました。

穂高の稜線も見え始めました。



涸沢岳~奥穂~ジャンダルムの稜線

一瞬、槍の穂先も顔を見せてくれました。


抜戸岳と槍の穂先

だんだんと笠ヶ岳に近くなってきました。


小屋に宿泊の手続きをして、山頂を目指します。


槍、穂高の山頂部は雲がかかっていますが、大キレットは窓になっていました。


黒部五郎岳と薬師岳


山頂標柱


本日歩いてきた稜線


立山、赤牛岳、水晶岳

山頂からは思いの外周囲の山々を見渡すことができ、小一時間程過ごしてしまいました。

ただ、槍、穂高連峰の山頂部は雲がかかったままでした。

下に見える小屋に戻ります。



3日目は朝から雨模様の空、7時過ぎからポツリポツリと降り出しました。

しかし、本降りになることはなく、雨は止みました。


笠新道から一瞬見えた穂高の稜線