山好人の靴跡

山歩きで気に入った風景、野草などの備忘録です。

畑薙から光岳へ(復路)

2018-09-02 18:33:17 | 山歩き
2018年8月27日(月)、28日(火)

今日は横窪沢小屋まで下ります。
早めに出発して再度イザルヶ岳に寄ります。


イザルヶ岳より光小屋

どうも復路の方が往路より登りがきついようです。
特に希望峰への登りは大変で、CTの2倍ほどかかってしまいました。
ここのCTはきつすぎ、よる年波もあるのでしょうが。
希望峰で昼食を済ませて歩き始めると、思いがけない好展望地でした。


茶臼岳と上河内岳


富士山
今日は少々雲があります


茶臼岳


兎岳と聖岳

往路でも気になっていたのですが、バイケイソウの上の部分がすべてちょん切れているのです。
それで、小屋の管理人さんに聞いたところシカの仕業とのこと。
バイケイソウは毒があるのでシカは食べないと思っていたのですが、若芽は毒が無いのでしょうか?


上部の茎が無いバイケイソウ


光岳とはここでお別れ


茶臼岳が近くなってきました


聖岳と奥に赤石岳、荒川岳(多分)
茶臼岳の頂上直下から


再び茶臼岳山頂

茶臼山頂では聖平から光岳を12時間で往復して来た若者に出会いました。
今日中に下山するようです。ああ、若さが欲しいです。
茶臼岳から横窪沢小屋の下りも結構時間がかかり、小屋には16:00過ぎに到着しました。

翌朝も時間に余裕を見て6時前に小屋を出発しました。


ヤマジノホトトギス?
花びらの模様が少ないので白花のよう


ようやく畑薙大吊橋に、無事下山です

畑薙から光岳へ(往路)

2018-09-02 18:03:51 | 山歩き
2018年8月25日(土)、26日(日)

8月最後の週末、台風20号が通過したので前々から行きたかった光岳に静岡県側から登りました。
しかし、登山を開始するまでは前日夜のゲリラ豪雨から当日早朝まで雨が降り続いていました。
ようやく7時過ぎに雲が切れ、晴れてきたので登ることにしたのでした。

登山口から昨夜来の雨で激しい沢の流れを何度か吊り橋で渡り、標高差1,450mの急登を
喘ぎながら必死に登りました。
標高1,700m位から晴れていた天気が一変、小雨が降りだしてきました。
明るいうちに小屋に着けるのだろうか、一抹の不安も。
それから2時間半、ようやく茶臼小屋に到着できたのは16:30でした。
出発時間が遅く寝不足とは言え、よる年波でしょうか。

そういう訳で、写真は2日目の朝からです。ガスも晴れてきて天気は良さそうです。

日の出前の富士山


遅く到着してご迷惑をおかけした茶臼小屋


茶臼山頂、天気は良いが風が強い


茶臼からは順調に歩を進め仁田岳に寄る、360度の眺望


富士山が近い


光岳方面
小屋が見えているのですがこのサイズの写真では分からないですね


セリバシオガマ
花は終わってしまったのか、あまり見つかりません


ダイモンジソウ


易老岳
樹林の中の山頂

谷筋の長いゴーロを登り切ってセンジヶ原という平らな所は木道の上を歩きます。
木道の両側はデコボコした亀甲状土になっています。

光小屋へ

小屋に着き、受付をしてから山頂に向かいます。

光岳山頂標識


光石の上
光石全体の写真はナシ、白っぽい岩の塊です


光石側から山頂を見る


光小屋とイザルヶ岳、富士山


夕食まで時間があるのでイザルヶ岳に向かいます


平らで広い山頂、360度の眺望です
今回の山行では一番です


聖岳、上河内岳と歩いてきた縦走路


そして、何と言っても富士山です