山好人の靴跡

山歩きで気に入った風景、野草などの備忘録です。

那須 白笹山・南月山

2018-05-28 15:29:03 | 山歩き
2018年5月26日(土)

久々の投稿です。

5月最後の土曜日に那須連山の白笹山・南月山に行ってきました。
5月末頃はミネザクラが有名らしいので花を期待して出かけました。

沼原池駐車場に車を止め、白笹山に向かって歩き出すと、まずズミの花が咲いていました。


それから少し進むと、シロヤシオとトウゴクミツバツツジが、


そして、シロヤシオ、シロヤシオ、シロヤシオ…登山道の両側はずっと満開の大きなシロヤシオの木が続くのでした。
これは!? 今まで遭遇したことのない景色、大興奮でした。


少し展望の効く所で出ると、雪の被った山が見えました。詳しい人に尋ねると、会津駒とのことでした。


シロヤシオが咲く足元にはスミレ、エンレイソウ、タケシマラン






白笹山山頂は標識が無いと分からないようなピークです。


ヒメイチゲ


今度はシロヤシオに代わってアズマシャクナゲが多くなりました。




日光連山、高原山などが見えていました。


尾瀬燧ヶ岳も。


南月山神社のある南月山山頂


これから、行く手に見える茶臼岳直下の牛ヶ首に向かいます。


会津駒が大きく見えます。


ミツバオウレン


日の出平のミネザクラは終わっていましたが、牛ヶ首手前では満開の木がありました。


牛ヶ首から見た茶臼岳


姥ヶ平方面に下ると今度はムラサキヤシオが出て来ました。


花をズーム 沢山咲いていました。


姥ヶ平到着、ひょうたん池に行ってみます。


池にはカエルの卵?が、


逆さ茶臼岳、ランチタイムにして風景を楽しみました。


ムシカリかな、沼原湿原に向かって下山します。


キスミレが一輪だけ咲いていました、イワカガミ、ツバメオモト、ユキザサなども。








湿原に寄りましたが、目立った花はハルリンドウくらいでした。


最後にツクバキンモンソウを見て駐車場に戻りました。


シロヤシオ、ムラサキヤシオなどのツツジや多くの花、そして山岳展望、大満足の山行でした。

スノーシューで尼ヶ禿山へ

2018-03-19 14:24:53 | 山歩き
2018年3月10日(土)

今年2回目のスノーシュー山行で上州武尊山に連なる尼ヶ禿山にいってきました。
高速のあいにくの事故渋滞でたんばらスキーパークの駐車場に着いたのは10時、
登山届を出し、準備、出発したのが10時半すぎになってしまいました。

しかし、今日は快晴、ルンルン気分で歩き出します。



スキー場からセンターハウスを経て林道を歩いて行くと雪に埋もれた鳥居がありました。


尼ヶ禿山への尾根に乗ると、鹿俣山が見えてきました。その後ろには武尊山も。


木に付いているのは雨氷のようです。


出発から2時間ちょっとで山頂に到着しました。ちょっと風が強くて寒かったです。


浅間山方面


赤城山


そして、最高だったのが上州武尊山でした。

2017年の山へ

2017-12-05 22:38:06 | 山歩き
2017年11月24日(金)

久々の投稿です。
標高2017mにあやかって今年中に行きたかった山 ── 雲取山、何とか行ってきました。



山レポ等で有名な標識、やっぱり私も写真に撮りました。
かもさわルートは以前下山で使いましたが、ここから登るのは初めてです。
そして雲取山は11年ぶりの来訪となります。
年初は雲取から酉谷山に縦走したいと思っていたのですが、それはちょっとかないませんでした。



七ツ石小屋の分岐が近くなると、左側が開けて富士山が木々の間から良く見えるようになります。
もっともこの写真は七ツ石小屋から撮ったのですが…



七ツ石山の山頂にはりっぱな石柱の標識が…
こんな標識は相応しくないような気がします。



これから歩く道に目を向けると、小雲取山の登りがきつそうです。



ブナ坂には平将門の辿った敗走ルートについての顛末が記されていました。
登って来たかもさわルートの所々には将門にちなんだ地名などがあり、そこには解説の表示板が設置されていたのでした。
帰りには一つ一つ興味深く読ませていただきました。



奥多摩小屋に向かう途中から撮った富士山、手前の山は雁ヶ腹摺山でしょうか?



小雲取を越えると雲取山は案外近かかったのです。
避難小屋が見えて早めに下山できる見通しがつき一安心です。



国師、甲武信方面に目をやると雪がついていました。



雲取山頂もりっぱな石柱標識



西暦2017年記念



早めのランチを済ませて登って来た道を戻ります。
帰りは楽ちんそうです。



最後に残りの紅葉を楽しんで歩きました。


上高地(その2)散策路からの風景

2017-05-27 14:43:03 | 山歩き
2017年5月20日(土)、21日(日)

上高地には沢渡からタクシーの相乗りでバスターミナルに着きました。
河童橋に向かって歩くとお馴染みのの景色が見えてきます。
運転手さんの話では、5月でこんなに空気が澄んでよく見渡せるのはなかなかないとのことでした。ラッキー!!
この日モデルになってくれたのは上高地に暮らすお猿さん、人が近くにいるのが当たり前なのか知らんぷりです。





2日目の早朝に明神池を尋ねました。
この日はコマドリに出会うことが目的です。


早朝の明神5峰


明神橋から見た明神5峰


明神池がある穂高神社奥宮


明神池


湖面に映った逆さ明神5峰


思いがけなく目の前にキバシリが…(巣材にするのかコケを咥えていますが、分かりにくいですね)

明神池にはオシドリ、マガモなどもいました。

2日目は梓川の右岸を明神から大正池まで歩きました。
鳥の声はあちこちから聞こえるのですが、姿はなかなか見ることができません。ましてや、コマドリは。
花や新緑に映える山々を楽しみながら歩いて行きます。


焼岳をズームイン


岳沢湿原から六白山


岳沢方面


西穂をアップで


六白山から霞沢岳への稜線


ウェストンレリーフ(立ち寄ったのは初めてかも)


梓川ぞいの新緑に映える霞沢岳


前穂から明神5峰までが並んで見える


田代池付近から穂高、明神を望む


大正池から西穂をアップで

大正池まで歩きましたが、残念ながらコマドリには会えませんでした。
最後の方には雛にせっせと餌を運んでいるらしいキビタキには会えましたが…
第2の目的 フェイル!!


赤岩山~古賀志山

2017-05-13 17:02:38 | 山歩き
2017年5月7日(日)

ゴールデンウイーク最後の日曜日に栃木の赤岩山~古賀志山を歩いてきました。
この山は600mに満たない低山ですが、岩場と岩稜のミニ縦走で眺望も優れる
とのことで期待して出かけました。
コースは宇都宮市営の駐車場から古賀志林道を西に進み、風雷神社がある登山口から
赤岩山に登ります。
その後岩稜の稜線を古賀志山まで縦走して、古賀志林道に下り駐車場に戻る周回コースです。

歩き始めるとすぐ林道の脇にツボスミレがまとまって咲いていました。
木の花も咲いていましたがこの時は分かりませんでした。
登山道に入るとジュウニヒトエなどが咲いていました。


ツボスミレ


オトコヨウゾメかな


ジュウニヒトエ

天狗岩と呼ばれる岩とパラグライダー発着場を過ぎると赤岩山に出ました。


天狗岩


赤岩山山頂

赤岩山の山頂から白花のイワカガミが岩場の所々に咲いていました。
ヤマイワカガミよいのでしょうか?図鑑には分布は中部、東海地方とあるので、
さらに調べると関東のものは少し小ぶりでヒメイワカガミというらしいです。
そういえば、丹沢にもアカバナヒメイワカガミという赤花版が咲きますね。


ヒメイワカガミ(その1)


ヒメイワカガミ(その2)


赤岩山を振り返る


蝶のようですが、これはキンモンガという蛾とのこと。昼間に行動する。


この岩場を降りたら、核心部をクリア


フモトスミレ

御嶽山に到着、このピークの北側は展望に優れるのですが、この日は雲が多く遠くの山はまったく見えませんでした。
古賀志山までもう少しです。


御嶽山山頂標識


古賀志山山頂標識

古賀志山山頂で早い昼食にしました。
時間が早いので少し遠回りをして帰ろうと思い、森林公園方面に下りる東陵コースを選択しました。
そうしたら、上部は岩場の連続で今までの稜線の岩場より大変でした。
ここは登りで使うべきルートです。調べていなかったコースに変更したのが失敗でした。
何とか無事に林道に出て、駐車場に向かって歩いていると見かけたことのない花が…
帰ってから調べてみると中国原産のシラユキゲシという花でした。
自生はしていないらしいのですが、この林道にはちゃんと咲いていました。


シラユキゲシ

調べ物をして色々勉強になった山行でした。