チベット展 上野の森美術館

3日の祭日、友達とハプスブルク展を見た後上野に行きチベット展を見ました。
チベットの文化と芸術にふれることはあまりないので、なかなか面白かった。



カーラチャク父母仏立像
チベット密教文化の芸術品です。王妃を抱いているので普通は布で覆われて
いるそうです。
四部医典タンカ
チベット医学の装飾品です。4つの幹は食餌、生活、薬物、外科療法を
あらわし、治療法が書かれているそうです。
http://www.seichi-tibet.jp/
この美術展もなかなか面白くお勧めです。！


この日のランチは上野水月ホテル鴎外荘のレストランでいただきました。
忍ばすの池の横の道を根津のほうに向かって歩くと左側にあります。
http://www.ohgai.co.jp/
森鴎外が舞姫を執筆したという居住家屋がホテルの中にあり、そのお部屋で
懐石などお食事がいただけます。
この日は予約していなかったのでお庭だけ拝見し、隣のレストランで
いただきました。
温泉もあり、750円で入浴できるので、友達は乗り気でしたが・・・


この日はこんな着物で行きました。
この着物を着るとき、身ごろの左右がちょうどはしょるところで、
帯で見えなくなるのでＯＫなのですが・・・
つぎはぎになってるのに気が付きました。
そういえば・・・思い出しました。
プロの和裁師母が50代のころ、お得意様の着物の裁断を間違え、
もう1枚縫い、間違えた着物を私用に残してくれました。
2,3回着た思い出はありますが、長い間箪笥に眠っていました。
それを、ようやく自分で着れるようになり、なんだか・・・
いまになって母の愛情を感じるなんて・・・おかしいですね。
その母も７０代の後半には、模様あわせの裁断に失敗して、針を置くことを
決心したようです。
その後はとても虚しく寂しかったと、よく話していました。
その母も９３歳で昨年亡くなり、母が縫ってくれた着物を着ることが
供養になり、母を思いだす時となって楽しみになりました。
何か女の生き方を母から教えられたような気がします。
着付けの会の皆さんに支えられてなんとか自分で着られるようになって
ホントウにありがとう！！！