力強い映像に圧倒される。
カメラ=万年筆。
フランスの映画監督「アレクサンドル・アストリュック」が提唱した理論である。
私たちは映画のカメラを通して物語を見る。
正確に言えば監督の意図としたカメラワークを通して映画に参加しているとも言える。
正に「カメラ=万年筆」の理論に合致しているのではないだろうか。
今回紹介する映画は「ニーチェの馬」
今までならここでストーリーを紹介するのだが今回は割愛させていただく。
そもそもこの映画に具体的なストーリーは無い。
ただただ父親と娘の数日の生活を映し出しているだけである。
しかし凄いのは映像力である。
台詞も殆どなく、エピソードも無い。
しかしカメラはその風景をとても力強く撮っている。
ワンシーン、ワンカットの長回しのカメラワークを多用しその映像の力強さには圧倒される。
あまり一般的な映画とは言いがたいのでお勧めできないが観る機会があれば是非観てほしい。
2011年製作、2012年日本公開、タル・ベーラ監督、第61回ベルリン映画祭銀熊賞。
カメラ=万年筆。
フランスの映画監督「アレクサンドル・アストリュック」が提唱した理論である。
私たちは映画のカメラを通して物語を見る。
正確に言えば監督の意図としたカメラワークを通して映画に参加しているとも言える。
正に「カメラ=万年筆」の理論に合致しているのではないだろうか。
今回紹介する映画は「ニーチェの馬」
今までならここでストーリーを紹介するのだが今回は割愛させていただく。
そもそもこの映画に具体的なストーリーは無い。
ただただ父親と娘の数日の生活を映し出しているだけである。
しかし凄いのは映像力である。
台詞も殆どなく、エピソードも無い。
しかしカメラはその風景をとても力強く撮っている。
ワンシーン、ワンカットの長回しのカメラワークを多用しその映像の力強さには圧倒される。
あまり一般的な映画とは言いがたいのでお勧めできないが観る機会があれば是非観てほしい。
2011年製作、2012年日本公開、タル・ベーラ監督、第61回ベルリン映画祭銀熊賞。