巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

試合の合間に

2008-08-29 23:25:04 | 野球
高校野球の場合、試合の合間の時間は約30分。その間にグラウンド上では両チームのシートノック。その後グラウンド整備。特に夏は水がたっぷりとまかれる。
アルプス席では応援団の入れ替えと慌ただしい。

私の方はトイレ&水分補給タイム。でもみんな考えることは一緒。改装されてきれいになった甲子園とは言え、東京ドームと比べると通路は狭いため、人でごった返す。



そんな中、売店で「ソフ虎クリーム」なるものを発見。さっそく購入し、これで虎を食う!




さらに自動販売機にはタイガースのロゴが入った「十六茶」が売っているではないか。これも購入。今度は虎を飲む!


席に戻るとスタンドはいつの間にか満員になっていた。
お盆の初日、智弁和歌山、そして第4試合には地元・兵庫の報徳が登場するということもあるのだろう。

さあ、第3試合だ。
この約1時間半後、私は1人の「怪物」の凄さを見ることになる。


常葉菊川VS倉敷商

2008-08-29 22:43:22 | 野球
      勝った常葉菊川ナイン。すっかり甲子園でもお馴染みの学校になった


常葉菊川11-9倉敷商


今さら…と思われるかもしれないが8月13日の甲子園観戦記の続きを。

常葉菊川の先発は注目左腕の戸狩ではなく、背番「11」の萩原。
「なんだよ、エース温存かよ」とがっかりしたが、温存ではなくヒジの故障とは後で知った。
先攻の倉敷商はいきなり3連打、四球、2ベースでまず3点。
さらに6・7番で2者連続スクイズというのがいかにも高校野球らしい。初回に5点を先制。
スタンドからは「常葉終わったなあ」という声。実際1塁手の上嶋は「5点入った時は、正直厳しいと思った」と言っている。

だが6-0となった6回裏、その6番上嶋が先頭打者でヒットで出ると、常葉の作戦はなんと送りバント。

おいおい、6点差で送りかよ

と納得いかなかったが、その後ショートの送球エラーでまず1点を返す。
続く9番町田から4連打で4-6とすると、5番伊藤が逆転の3ランホームラン。
およそ高校野球らしくない得点の仕方だが、この逆転劇にスタンドは大いに沸いた。

常葉の打棒の凄さはこれで終わらない。同点で迎えた8回裏、エラー絡みで8-7とし、さらに1点加えて1死2塁でバッターは9番町田。小柄なセカンドの選手が振り抜いた打球は、なんと

バックスクリーンに消えた

9番打者がバックスクリーンにホームランかよ。
あまりの凄さに呆れるやら、唖然とさせられるやら。

結局11-9という大味な試合で常葉が勝った。
しかし、常葉は失策がなんと。5つもエラーして甲子園で勝ったチームはあるのかな?記録が調べられないから何とも言えないけど、非常に珍しいケースだ。
その他、9回には狭殺プレーでミスするなどあまりにも守備がお粗末だった。

この試合を見た感じでは、上位進出は望めないと思ったが、結局は準優勝するのだから、野球とはわからんものだ。




敗れた倉敷商ナイン。初回の5点リードを生かせなかった。