巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

山口153ホールド 浅尾に並ぶ

2013-04-15 23:28:53 | 巨人
14日の試合で8回の1イニング投げ、無失点に抑えた山口鉄也にホールドがついた。これで153個目。中日の浅尾に並び日本タイ記録となった。現在、浅尾は右肩痛で2軍でリハビリ中のため、記録更新は時間の問題だ。浅尾が復帰すれば山口と記録を争うことになりそうだ。

昨年、5年連続で60試合登板を達成。今年のWBCでもチーム最多の5試合に登板した影響からか、私は山口の疲労をこの上なく心配していたが、本人は「疲れなんてありません」ときっぱり。実際、ここまで防御率も1.08と安定した働きを見せている。「何、食ってるんだろ?」というタフネスぶりだ。きっと体のケアを入念にし、よく食べ、よく寝ているのだろう。

本当は今年は負担を軽くしたいのだが、2年間震災の影響で続いた3時間半ルールが撤廃されたことで、中継ぎ(山口)に頼らざるを得ないだろう。少しでも後ろの投手の負担を軽くするために先発投手には7回までは投げてほしいものだ。

さて、現在の名球会の入会条件は打者は2000本安打以上、投手は200勝以上もしくは250セーブ以上となっているが、今の野球は先発・中継ぎ・抑えと完全に役割が分割されている。かつては「中継ぎは先発する実力がないからだ」と軽視されていたが、今では「J・F・K」「風神・雷神」「スコット鉄太朗」なんていう言葉が生まれるように、確実に中継ぎの役割が重要になっている。そのために「ホールド」という記録が生まれたのだ。

なので250ホールドを達成した投手には名球会に加入させてほしい。
そうでなければ、毎試合いつ来るかわからない出番に備えてブルペンで肩を作り、ピンチでもマウンドに登らなければならない中継ぎ投手は浮かばれないと思う。

広い守備範囲(坂本勇人)

2013-04-15 18:43:50 | 巨人
坂本勇人の魅力は広い守備範囲にある。それを垣間見せるプレーが14日の試合で飛び出した。

2点リードの9回表。先頭打者の武内の打球は3塁後方へフラフラと打ち上がったが、坂本は全速力で追いかけスライディングキャッチ。守護神・西村も「勇人に助けられた」と絶賛するプレーだった。

これ以外でも、二遊間を抜けようかという打球をキャッチし、一回転して一塁に送球してアウトにするという、アクロバティックなプレーも時折見せる。おそらく現在日本球界で最も守備範囲の広いショートだろう。WBCで井端・鳥谷・松井稼頭央といったゴールデングラブ賞受賞経験を差し置いてショートのレギュラーを張ったのは、その点を買われたからであろう。3人がセカンドもできるというのもあるが…。

私も河埜和正、川相昌弘、二岡智宏といった巨人の歴代のショートを見たが、守備範囲の広さは坂本が群を抜いている。もちろん肩も強い。

かつて松井稼頭央が「世界一のショートになる」と言ってメジャーに旅立ったがショート失格の烙印を押され、主にセカンドを守った。また西岡剛もメジャーに行ったが、守ったのは主にセカンドで、併殺プレーで殺人スライディングを浴びて怪我した影響もあり、わずか2年でアメリカを去った。

こういったこともあり、メジャーでは日本人内野手の評価はガタ落ちなわけだが、坂本ならメジャーでもショートで通用するのではないかと思わせる。もちろん巨人ファンとしては、出て行ってもらっては困るのだが…。

広い守備範囲能力を持ちながら、未だゴールデングラブ賞を受賞していない要因としてゴロを確実に捕球する安定性の欠如と、スローイングの不安定さだが、今年はかなり良くなっている。

3番としてフル出場&3割&ゴールデングラブ賞初受賞。坂本には今年、この3点を求めたい。


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