秋季キャンプ中の巨人・原辰徳監督(56)が17日、西村健太朗投手(29)を来季から先発に再転向させる方針を明らかにした。日本一奪回のためには、先発ローテの強化が急務と判断。沢村のリリーフへの配置転換と入れ替える形で、元守護神を先発候補に加えて競争をあおる。この日は自ら西村にチェンジアップも伝授した指揮官が、チームの変革を推し進めていく。
ブルペンで投球を見守っていた原監督が、西村を呼び寄せた。斎藤、田畑両投手コーチを交えた短い会談を終え、西村の背中をポンとたたいた。「来季は先発のつもりで考えている」。重要な決断を伝えた。
(引用しました)
今年、リリーフで苦しんでいる西村を見て、「先発に転向させた方がいい」と思っていたが、現実となった。
西村は精神的に弱いとまでは言わないが、決して強いわけ(闘志むき出しにするタイプ)ではないので先発の方が向いていると思っていたし、長いイニングを投げることでシュートをより活かせると思う。試合終盤だとシュートが死球になって無駄なランナーを出す恐れがあるからだ。
西村は2009年から3年間、自らの志願で先発で投げたが、故障と不調などで1年間、ローテーションを守ったことはない。
2012年から3年間、リリーフをこなしたことで、より頑強な体とタフさを身につけただろう。
今年は主に5人でローテーションを回していたが、来年から交流戦が6連戦が3回の18試合になったこともあり、6人で回すことが確実。菅野は右肘の状態が不透明だし、大竹もFAで獲得したものの、イマイチ戦力になっていないのが現実。杉内、内海の年齢的な衰えが見え始めるなど、先発投手の整備は急務で、西村もその争いに加わるだけの素質はあると思う。
ダメなら中継ぎに‘降格’となる。
年齢的には来年がちょうど30歳と脂がのってきている時期。来季は先発で再び輝きを取り戻してほしい。
阿部のファーストへのコンバート、沢村のリリーフ転向、西村の先発転向…
原監督のチーム改革は着々と進んでいる。「勝ち続けるチームは衰退する」と原監督は言っていた。2012年からのリーグ3連覇でチームは一区切り。2015年は新たなチームに変革しようという原監督の意図が確実に見える。オフには、アッといわせるトレードもあるかも?
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